いつかは訪れる「老い」。カナダで生活している日本人、日系人の中には「老後」の生活の場所について悩みをかかえている人が多いのではないだろうか。
元気なうちは自宅で暮らすのもよいだろう。日本人介護士の派遣を行っている、バンクーバー・ホーム・ケア・ネットワーク(代表、安部山優子さん TEL778–960–4735)も利用できる。しかし、要介護度が高くなってきて施設に入居するとき、日系ホームのように日本語が通じる施設でない場合は、コミュニケーションが取れるのだろうか? カナダ人向けの施設の場合、食事が洋食ばかりではないだろうか?
言葉や生活文化の問題から老後の生活に不安を感じている人も少なくないだろう。日系ホームや新さくら荘もあるが、メトロバンクーバーに住む日本人、日系人に対して部屋数に限りがある。
隣組のコミュニティ・サービス担当の高科磨理子さんと日系シニアズ・ヘルスケア&住宅協会のアウトリーチ・コーディネーター渡瀬容子さんに、カナダにおける高齢の日本人の住宅状況について話を聞いた。
(*個々に取材を行い、ひとつの記事にまとめたもので、対談方式で取材を行ったものではありません)
1月25日、企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)の年次総会と新春懇談会が、リステルホテルで開催された。ことしも新春懇談会は企友会とバンクーバービジネス懇話会との共催。約70人が参加し、名刺の交換をして互いの交流を深めていた。講演は、在バンクーバー日本国総領事岡田誠司氏がTPP協定交渉について説明し、懇話会会長の中村諭吉氏が紙とパルプについて語った。
すでにアリゾナでキャンプインし、今季の開幕に向けて始動したMLS(メジャー・リーグ・サ昨年はRRSPについて述べましたが、今回は個人の確定申告手続きにて、税金の支払いを最小限に、または払い戻しを最大限にするためのコツやポイントについて、「xxにお金を使ったけれど、これって収入から引くことはできる?あるいは、控除としての申告の対象になる?」といった質問にお答えします。なお、今回はBC州滞在の方を対象としています。
攻撃に、守備に、ハードワークをして、とにかくゴールに貢献したい
すでにアリゾナでキャンプインし、今季の開幕に向けて始動したMLS(メジャー・リーグ・サッカー)バンクーバー・ホワイトキャップスFC。昨季、後半の得点力不足に泣き、プレーオフ準決勝敗退という残念な結果にリベンジするため、今季ストライカーとしてJリーグ柏レイソルから工藤壮人(まさと)選手が加入した。 これまで日本人選手としては、守備的MF純・マーカス・デビッドソン選手、MF小林大悟選手、2部リーグ時代にはDF平野孝選手が在籍したものの、FW選手は初めて。 Jリーグではレイソル一筋に7年間在籍し、クラブでの最多得点記録を更新。リーグ戦だけでなく、天皇杯、ナビスコカップでの優勝、国際試合ではACL(アジアチャンピオンズリーグ)でもチームを準決勝に導き、日本代表でも得点した実力を持つ。ホワイトキャップスでも得点力を期待されるポジションで、日本人選手がどういう活躍ができるのか注目されている。 キャンプイン前の1月22日、UBCでのメディアデーに姿を現した工藤選手に、今季のホワイトキャップスでのプレーにかける意気込みを聞いた。
柳本卓治議員、田中茂議員に話を聞く
第24回APPF(アジア太平洋議員フォーラム)がバンクーバー市内のホテルで1月17日から20日まで開催された。日本からは5人の国会議員、柳本卓治参議院議員(自民党・団長)、山口壯衆議院議員(自民党・副団長)、篠原孝衆議院議員(民主党)、角田秀穂衆議院議員(公明党)、田中茂参議院議員(無所属)が出席した。 日本議員団から提出された決議案は4本。朝鮮半島の非核化及び平和の達成に関する決議案、中東和平プロセスに関する決議案、経済及び貿易に関する決議案、防災に関する決議案。
今会議には20カ国から約120人の国会議員が出席し、日本からの4本を含む27本の決議案が採択された。 会議が終了した20日、同ホテルで、柳本議員、田中議員に話を聞いた。