ビジネス関係をより強固に
第2回日本カナダ商工会議所協議会シンポジウム「日加ビジネス関係の再燃」が3月21日、バンクーバー市で開催された。日加の政財界から約260人が参加。日加間のビジネス関係の現状報告と、将来に向けより活発で強固な関係を築いていくことが必要との認識を示した。
日本カナダ商工会議所協議会は2014年10月に設立。同年11月に第1回シンポジウムを日本で開催し発進した。今回はカナダ開催第1回。主催は日本商工会議所、カナダ商工会議所、グレーターバンクーバー商工会議所。在日カナダ商工会議所(CCCJ)、JETRO、日本‐カナダ商工会議所(JC-COC)協力。 シンポジウムは3部構成。第1部:成長の機会‐新たな可能性をつかむ、第2部:日本でのビジネス‐対日投資と地方再生、第3部:継続した関係を築く‐人と人とのつながり。各セッションではパネリストが独自の視点で日加ビジネスを築いてきた経緯や将来に向けての展望を語った。
厚生労働省は2025年に認知症の高齢者が約700万人になると推定。65歳以上の人の5人に1人が認知症になると予想されている。
隣組では毎月第2水曜日の午後、『認知症の人を支える家族の会』を開き、アルツハイマー病や認知症患者の家族を介護する人たちがそれぞれの経験や気持ちを日本語で話し、お互いに支え合える環境を提供している。
東日本大震災発生から5年目となった11日、在バンクーバー日本国総領事館とカナダ赤十字社の共催で、総領事公邸で5周年追悼レセプションが開催された。震災発生から日本へカナダ赤十字社を通じて義援金を送る活動など、支援を行ってきた個人や組織に感謝するとともに、復興の状況、義援金の使途の報告のためのものだ。カナダ赤十字社理事長サラ・ジョン・ファウラー氏、日本赤十字社国際部国際支援統括監・粉川直樹氏や、ブリティッシュ・コロンビア州ナオミ・ヤマモト大臣(緊急時準備担当)をはじめ約50人が出席した。
日本からは2社が参加
ビジネスと環境を考える国際会議GLOBE 2016が3月2日から4日までの3日間、バンクーバー市コンベンションセンター東棟で開催された。1990年初めから続くこの会議は2年に1度、バンクーバーで開催されている。主催はGLOBEシリーズ。 会議は、講演者を招待しての講演会と企業や政府、研究機関がブースで製品やサービスを紹介する展示会の2部構成。約50カ国から企業や機関が参加、講演者は約250人、展示会には約250社が出展した。
今回はジャスティン・トルドー首相と全国州首相がバンクーバーに集まりコンベンションセンター西棟で環境対策会議を開催していたこともあり、多くの政府関係者が講演会に出席。連邦政府の取り組み、州政府の取り組みなどを述べた。さらに今回の特長として、昨年11月末からパリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)の後に開催される国際環境会議ということもあり、COP21を意識した講演内容が多かった。
上手に利用し、円滑なカナダ生活を 移住者がカナダ社会に完全に参加することができるよう、さまざまなプログラムとサービスを提供している非営利団体モゼーク。創立から40年を迎え、ローワーメインランド最大級の支援団体となっているモゼークの守備範囲は実に広い。活動拠点はバンクーバー市とバーナビー市だが、ニューウエストミンスター市やサレー市で受けられるサービスもある。
モゼークの日本人スタッフ小野澤由美子さん(通称ユミさん)に、モゼークで提供する四つのカテゴリー別にダイジェストで内容を紹介してもらった。以下、カナダの永住権所有者を移住者として記す。
(注:営業時間やクラスの開催時間は2016年2月時点の情報であるため、利用時には確認を)。