新型コロナウイルス感染拡大防止のため入場者制限を行い開催

3月14日、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)内のアジアン・センターで、第32回BC州日本語弁論大会が開催された(メディアスポンサー:バンクーバー新報)。新型コロナウイルス感染拡大が心配される中、実行委員会では入場者制限をすることで開催を決定。一般には非公開とし、実行委員会、審査員、関連団体代表者が出席し、午前中の高校生部門に8人、午後の大学生部門に27人が出場した。

「日本語認知症サポート協会」は、2017年2月にブリティッシュ・コロンビア州で設立された「非営利法人団体」で、メトロバンクーバーにおいて認知症についての誤解や偏見をなくし、認知症の方が安心して暮らせる社会作りを目指し活動している。今回は協会の皆さんに2019年に開催したイベントを振り返りながら、運営について今後の抱負などを聞かせてもらった。

一九八五年に発足したバンクーバー短歌会が、二◯一九年の十二月をもって、その三十四年にわたる活動の幕を閉じた。短歌会はバンクーバー新報とも縁が深く、紙面ではこれまで会の作品を掲載してきたほか、弊紙に載ったお知らせを読んで入会したという会員もいる。今回は、これまでの会の沿革について、また解散時に在籍の会員九人からのコメントを掲載。会員は月一回の歌会を通し、それぞれの日常の中で生まれた想いを歌に注ぎ込んできた。短歌会の歴史を感じながら、十二月の最後の歌会で発表された歌も味わってほしい。

カナダに日本人が移民してきてから140年以上が経ち、日系カナダ人は3世、4世、5世へと移行してきている。2月15日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館で、日系人の世代間の会話を促すイベント「Tsunagu つなぐ」が開催された。企画したのは、日系3世のルーシー・コモリさんとコニー・カドタさんで、日系博物館が協力した。参加者65人、ボランティアやパネリストなどを合わせると100人近くが集った。

1月20日、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市のUBCロブソンスクエアで、企友会と懇話会が共催する新春懇談会が開かれた。これに先立ち企友会の年次総会も開催され、活動・会計報告等が発表された。今年度から企友会会長に谷口明夫さんが就任したほか、理事の交代もあった。懇談会では、石川征幸在バンクーバー日本国領事と、三菱マテリアル(株)バンクーバー事務所長の田村耕造氏がそれぞれ講演、約40人の出席者が熱心に耳を傾けていた。ここに概要を紹介する。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。