バンクーバー・マラソン(5月5日開催)に先がけ、5月3日、川内優輝選手(あいおいニッセイ同和損保)の歓迎レセプションとランナー交流会がブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市内で開かれ(主催:バンクーバー・マラソン事務局)、水口侑子選手、牧野冴希選手ほか、日本からの出場者と家族など約80人が参加した。羽鳥隆在バンクーバー日本国総領事から激励のメッセージを受けた出場者らは、大会前のキックオフと親睦を楽しんだ。

「日本人のこういうところってすごくないですか?」。JWBA(日系女性企業家協会)主催で4月20日「IKIGAIー日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣」と題して脳科学者・茂木健一郎さんの講演会がバンクーバー中央図書館で開かれた。 300席の会場は早々に満員となり、日系コミュニティーの歴史に残るような盛り上がりを見せた本講演会。そのいきさつや会の様子、そして茂木さんへの本紙インタビューをお届けしよう。(メディアスポンサー:バンクーバー新報)

学校で大好きな友達と喧嘩をしてしまった。仕事で同僚と意見が合わず、ぎこちない関係になってしまった。家で、なんでもないことで、妻(あるいは夫)と言い合いになってしまった。

こんな時、「ごめんね」と一言、言えたらすんなりと事が進むのかもしれないが、なかなか「ごめんね」が言えなかったり、言いたくなかったり。また相手が謝っても、すんなりと「いいよ」と許せなかったり。謝るほうの立場であれ、許すほうの立場であれ、「もっと素直になれたらな〜」「いっそのこと忘れることができたら〜」など、歯痒い思いを誰もが経験したことはあるだろう。だが、そもそも、「謝ること」「許すこと」とは、どういう意味を持っているのだろうか。また、自分の中にある「謝ること」「許すこと」の概念は、相手の概念と同じなのだろうか。

この夏、バンクーバーで日米加の大学野球チームによるトーナメントが開催される。日本からは東京六大学の東京大学、慶應義塾大学(慶応大学)が参加。カナダはブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)野球部サンダーバーズが、アメリカからはカリフォルニア州立大学サクラメント校野球部ホーネッツが参加する。参加チームは今からすでに気合十分!白熱した試合になること間違いない。 今回はトーナメントを前に主催するUBC野球部ディレクターのテリー・マッケイグ氏と、UBCアメフト部OBでトーナメントを支援するニコラ・マイニングCEOピーター・エスピグ氏に話を聞いた。両氏ともトーナメントの成功には日系コミュニティ、在留邦人コミュニティのサポートが不可欠と語った。

ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市の隣組で3月22日、サービスカナダ(Service Canada)から市民サービスのスペシャリスト、ダイアン・ストーズさんを講師に迎えてカナダの年金・援助金についてのセミナーが行われた。(メディアスポンサー:バンクーバー新報) 谷由紀さんが日本語への同時通訳を担当し、藤岡紀子さんが日本語に訳したガイドラインがこの日の参加者全員に手渡された。会場は41名の参加者で盛況となった。

今回は、セミナーで取り上げられた主な内容のみに絞って紹介するが、カナダの公的年金制度は多様で、援助が受け取れる資格やその金額は、様々な条件により決定される。また、収入額の上限などが設けられていても、他の条件や状況が考慮された結果、最終的には受給が可能になるケースもある。

ストーズさんは、「迷ったときには、とりあえず申請してみてください。やってみないことには受給のチャンスは生じません。最悪の結果でも、申請が通らないだけのことですから」と参加者に積極的に申請するように勧めた。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。