9月18日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市にあるロバート新見日系ホーム(以下、日系ホーム)の健康ウエルネスラウンジで、日系シニアズヘルスケア&住宅協会(以下、日系シニアズ)と日加ヘルスケア協会の共催による「健康トーク〜介護を続けていくために〜」が開催された(メディアスポンサー:バンクーバー新報)。クリニカル・ナース・スペシャリストのマーシャ・カーさんや、日系シニアズ理事の田中朝絵医師、栄養士のプージャ・シャーマさん、フレイザーヘルス保健局のシャイアン・ベインズさんら4名の専門家と高齢者サービス・サプライヤーが、介護との向き合い方について説明した。また、翻訳は日系シニアズ理事の船橋敬子さんが務めた。

早稲田大学名誉教授の大槻義彦氏と共に科学を語る会サイエンスカフェが、9月7日、今年度の最終回を迎えた。通常、矢野アカデミーの教室で行われるが、最終回では同じビル内の会議室を使い、日本からの特別ゲスト2人を含む17人が参加した。

近年、テレビや雑誌をはじめ、メディアでも取り上げられることが増えている、実家の片づけ問題。新報読者も日本に帰国して、実家の「モノ」の多さに辟易しているという人、あるいは、両親が亡くなって、実家を整理しなければならなくなり、「モノ」の多さに困ったという人が多いのではないだろうか。

記者の経験もふまえて、実家の片づけについてまとめてみた。

8月28日バンクーバーのUBCロブソンスクエアで「昨今の日本の科学技術のすごさ!〜続々とノーベル賞候補!〜」と題した大槻義彦氏の講演会が企友会の主催で開かれ、約40人が参加した。大槻教授は宇宙線による火山噴火予知、軽いのに強靭なセルロースナノファイバーの発見など、世界に誇る最先端の科学的発見・開発を、携わった研究者の横顔を交えてわかりやすく紹介してくれた。

8月6日、ビクトリア大学で開催されたカナダ日本語教育振興会大会(メディアスポンサー:バンクーバー新報)において、劇作家で演出家の平田オリザさんが来加し、基調講演を行った。カナダ日本語教育振興会は1983年に発足。大会では日本、カナダから約120名の日本語教育者が集まり日本語教育についての研究発表・意見交換が行われた。平田さんは現在、日本で初めて演劇を本格的に学べる公立大学となる国際観光芸術専門職大学の設置にも学長候補として関わっている。平田さんに話を聞いた。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。