在バンクーバー日本国総領事 伊藤秀樹氏にインタビュー

3年の任務を果たし、帰国辞令を受けた在バンクーバー日本国総領事・伊藤秀樹氏。2009年9月11日に着任して以来、日系社会の行事に積極的に参加し、管轄のBC州、ユーコン準州内にある35の姉妹都市すべてを訪問した。伊藤氏にこの3年間を振り返ってもらった。

オードリー・コバヤシ氏の講演会開催

9月19日、バーナビー市にある日系文化センター・日系博物館のロビーで「出稼ぎ〜明治時代の日本からカナダへの移民」と題した講演会が開催された。講師は、クイーンズ大学教授のオードリー・コバヤシ氏だ。コバヤシ氏は貴重な写真資料を紹介しながら、明治時代の日本とバンクーバーの様子や、移民の背景にあった政治的・経済的要因について、約40人の参加者にわかりやすく説明した。

コミュニティ・スピリットに包まれ、盛大に開催

9月22日、バーナビーの日系プレースで日系プレース・コミュニティ賞授賞式・募金活動ディナーが開かれ、在バンクーバー日本国総領事伊藤秀樹氏、富(とみ)義之領事、BC州多様文化担当大臣ジョン・ヤップ氏を始め260人以上が出席した。授賞式後は日系プレースへの支援を募う活気あるライブ・オークションが行われ、盛大な夕べとなった。

TO | FROM BC ELECTRIC RAILWAY: 100 YEARS
都会の電灯!ブリティッシュ・コロンビア路面電車100年祭!

9月15日から11月10日まで、ダウンタウン・イーストサイドにあるセンターAで『TO | FROM BC ELECTRIC RAILWAY: 100 YEARS』(都会の電灯!ブリティッシュ・コロンビア路面電車100年祭!)と題した展覧会が開かれている。
カナダ在住の現代アーティストの作品を通して、バンク−バー市の初期の重要な建築やさまざまなコミュニティの歴史を伝えるのが目的だ。キュレーターの原万希子さんの解説で、日系アーティスト、シンディー・モチヅキさんの作品を見せてもらった。

感謝の言葉がもたらす小さな奇跡

リッチモンド市JTBインターナショナルオフィスで9月8日(土)、期待に胸をふくらませて参加した90人を前に、「なぜ感謝するとうまくいくのか」と題して五日市剛(いつかいち・つよし)さんが4時間近くの講演を行った。彼の体験談が書かれた小冊子『ツキを呼ぶ魔法の言葉』と関連書籍を合わせると累計340万部を超え、講演参加者はのべ40万人に上る。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。