4年間に9 回の最終選考 新報で連載開始!

 捨てた故郷に戻ってきたしのは、村人を泣かし続けてきた博徒二人が山犬の群れに喰い殺されたと告げられる。その奇怪な事件の裏側には酷逆な因縁が隠されていた――。 記者は、本紙新連載の短編小説『遠吠え』全編を、読者諸氏より一足早くを読ませてもらった。正直なところ、なんの期待もなく読み始めたのだが、ぐいぐいと引き込まれ息つく間もなく読みきってしまった。義理人情に心を揺すぶられた自分に、日本人魂を再発見した気持ちでもある。では、この作品はどのように生まれ、書き手はどんな人物なのか―作者の片桐さんに記者の疑問を投げかけてみた。

世界の飢餓−私たちのできることとは

「前にご飯を食べたのはいつだったの?」 エチオピアで出会ったやせ細った少女 に田村さんが声をかけると、しばらく考 え込んだ後、少女が語ったのは「ひと 月くらい前……」の言葉だった。世界 の飢餓人口約9 億人。5 秒に一人の子 供が飢餓で亡くなっている。その同じ 地球の上に飽食三昧の私たちが生きて いる。 ―「善隣共生」の精神で、物心両面の 飢餓対策を推進― 貧困国の現状を目の当たりにした日 本人女性が1981 年に自宅の一室で 始めた支援活動。それが発展して現 在の日本国際飢餓対策機構(Japan I n t e r n a t i o n a l F o o d f o r t h e Hungry—以下JIFH)がある。イエ ス・キリストの精神に基づいて活動す るこの組織で、田村治郎さんは日本国 内の啓発部門のリーダーを務めている。 9 月半ばのシアトルでの講演会に先立 ち、バンクーバー在住でJIFH に勤務 経験のある村松勝美牧師のもとへ立ち 寄った田村さんに話を聞いた。

今より面白い世の中を次世代に繋げたい!

小児喘息を治すために5歳から始めた水泳。それから大学卒業まで競泳を続け、国体など国内トップレベルの大会で好成績を残し、ライフセーバー世界大会日本代表もつとめた鈴木一也さん。2011年に地球上で最も活躍した冒険家、挑戦者、社会貢献活動を表彰するサイバードグループ・プレゼンツ「ファウストA.G.アワード」でファウスト大賞を受賞し、2012年には「人間力大賞」で環境大臣奨励賞を受賞。また、サメに遭遇しながらも暗闇の海を泳ぎ続け、22時間かけて日本人初の大島から湘南を泳断。「熱い人がいる!」と人々の胸を弾ませ希望を与える鈴木さんの素顔に迫る。

國誠流の特色と詩吟のこれから

晩香坡錦楓國誠流詩吟会が創立30周年を迎え、記念祝賀吟詠大会出席のために、日本國誠流詩吟連盟会長・國誠流宗家の荒國誠氏が来加した。 昨年ロサンジェルス支部が創立70周年を迎え、日本よりも海外に多くの支部と会員を持つ國誠流。詩吟の魅力、國誠流の原点、そして時代の変化の中で日本の伝統文化を続けていくことへの想いを熱く語った。

「自分で選択する働き方と生き方」

バンクーバー市内のコーストプラザホテル&スイーツで8月21 日、企友会・日加商工会議所・バンクーバービジネス懇話会共催及び日系女性起業家協会協力による本田直之氏のトークイベント「自分で選択する働き方と生き方」が開催された。ベストセラー「レバレッジ・シリーズ」の著者として広く知られる本田氏の講演をバンクーバーで聞ける貴重な機会とあって、会場には約260人の参加者が駆け付け、これからの時代に合った働き方について共に考えた。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は今号をもちまして終了いたします。

しかし、日系コミュニティーに支援されて41 年余り続いてきた新報を存続させたいとの思いから、オンラインによるウェブサイトでの情報発信を継続することになりました。

SNS を含むオンラインは、弊紙で記者をしておりました三島直美と西川桂子が、責任者として引き継ぎ新体制で再出発する予定です。

今後も引き続き、ウェブサイトの閲覧をよろしくお願いいたします。