2019年2月14日 第7号

 カナダ外務省はシリアで拘束されているカナダ人について、すでに承知しているとの認識を9日に示した。

 今回の外務省の発表は、アメリカのテレビネットワークCNNが放送した内容に関する対応。CNNはシリア国内のイスラム国(ISIS)の勢力が依然として強いとされている都市で、2人のカナダ人女性へのインタビューを放送した。

 外務省報道官は、カナダ政府はこの件に関与し、情勢が不安定なシリアの限られる外交範囲の中で支援を提供しているとカナダの報道機関に声明を発表している。

 CNNによれば、インタビューに応じたのは、トロント出身の28歳とアルバータ州出身34歳で、2人とも夫に付いてきたという。強制された面が強いが、イスラム教徒の妻としては夫に従わなければならなかったと語っている。

 カナダの放送局CTVは2人の女性は北米英語アクセントで話していたと伝えている。

 

2019年2月14日 第7号

 携帯電話で航空券購入などを行う際、その画面が密かに保存され、データ解析会社に送信されている上に、その中の個人情報の保護が不完全で危険だと、アプリの検証を行っている会社が注意を喚起している。

 問題視されているのは、エアカナダのフライトを予約したりクレジットカード番号を入力して支払いをしたりするアプリ。顧客が航空会社のサイトをどのように利用しているかを分析する『セッション・リプレイ』のためとして、自動的にアプリの画面コピーを取り、電子データ分析会社に送信されている。アプリの利用規約には、航空会社が顧客サービス向上などのために個人情報を収集することがあるとだけ記されており、個々の入力画面が勝手にコピーされ送信されていることは、顧客に知らされていない。

 さらに問題なのは、コピーされた画面上の個人情報の部分は、黒塗りにして判読不能にする機能(ブラックアウト・ボックス)で隠さなければならないのに、それが不十分でクレジットカード情報やパスワードなどが丸見えのままになっていたということ。

 このアプリをチェックしていたアプリ検証会社テック・クランチのザック・ウィッテーカーさんは、画面イメージとして保管されたこれらのデータは、エアカナダの社員であれ誰であれ、そのデータベースにアクセスする権限を持つ人間ならば閲覧でき、クレジットカード情報やパスワードを盗めることになると指摘している。

 2017年の時点で、同航空会社の顧客は4800万人に上り、約170万人がこの携帯アプリに登録しているという。メディアからの質問に対し同社広報課は、この機能は顧客サービス向上のための情報収集であり、エアカナダがこのアプリ以外の画面をコピーすることはなく、物理的にも不可能であるという回答をしている。

 しかしこうした企業の水面下の行動はおぞましいことだと、カルガリー大学のコンピューター科学教授トーマス・キーナンさんは取材に答えている。その上で、個人的にはそのようなアプリはボイコットすると答え、同じように思う人にはアプリを削除することを勧めている。

 『セッション・リプレイ』分析を提供しているのは、電子データ解析会社のグラスボックス。エアカナダはグラスボックスが持つ「業界最先端のデジタル情報記録・再生・解析技術」を利用するため、契約を結んだとメディアリリースで発表していた。

 

2019年2月14日 第7号

 ブリティッシュ・コロンビア州メトロバンクーバーの公共交通機関を運営するトランスリンクは、スカイトレイン駅でのハトの糞害を軽減するために、これまでに様々な方法を試してきた。

 そして今度は、ハトに与えるエサに野生動物用避妊薬を混ぜ、長期的にハトを減らす方法を試すことにした。

 試験駅として選ばれたのは、ミレニアム線始発駅のVCCクラーク駅。BC州動物虐待防止協会(BCSPCA)の協力を得て、野生動物用避妊薬のオボ・コントロール(OvoControl)を混ぜたエサをハトに食べさせる。エサを地面に撒くことにより、ハト以外の動物がこのエサを食べることはないと、BCSPCAの医師サラ・デュボアさんは説明している。これを1日2回繰り返し、合計で5ミリグラム以上を摂取するとハトは受精卵を生むことができなくなるという。

 避妊薬の効果が表れると、その付近に生息するハトの数が毎年50パーセントほど減少し始める。同様の試みは米国やイタリアでも行われ、その効果が確認されている。避妊薬自体は人体や他の動物に対し有害ではなく、誤って摂取したり薬が雨水に溶けて上水道に紛れ込んだりしても問題はないと、デュボアさんは取材に答えている。

 

2019年2月14日 第7号

 カナダの大手航空会社ウェストジェットは、同社の名をかたった電話勧誘で個人情報を聞き出す詐欺が横行していることを受け、電話口では絶対にクレジットカードなどの個人情報を明かさないよう、呼び掛けている。

 ウェストジェットのマーケティング・コミュニケーション部担当リチャード・バートレム副社長は、同社ではいかなる電話勧誘も行っていないと明言、電話勧誘詐欺で迷惑を被った人に謝罪するとともに、犯人逮捕のために警察への通報を求めていた。

 またこうした詐欺では、大企業など知名度が高く人々が信頼しがちなブランド名をかたるのが常套手段で、そのために企業ロゴを使用したり電子メールのアドレスもそれらしくすることを指摘していた。

 

2019年2月14日 第7号

 ブリティッシュ・コロンビア州ローワーメインランドのデルタ市で1月18日、車庫から侵入し家電製品などを盗む事件が発生した。

 犯人は家の前に止めてあった、鍵のかかっていなかった車の中から車庫を開けるリモコンを盗み、これで開けた車庫から家の中に侵入した。この時、住人は中で寝ていたが、盗みには全く気がつかなかったという。もし飼い犬がこの侵入盗を脅さなかったら、盗みの被害はもっとひどかっただろうと警察ではみており、家に戻って車から降りる際には必ず施錠するとともに、車庫のリモコンも車内には残さないよう、市民に呼びかけている。

 

 

今週の主な紙面
2月14日号 第7号

バンクーバー新報は毎週木曜日発行です。

あなたにぴったりの学校がきっと見つかる! School Information…V-3
盛岡の完熟りんごがカナダに初上陸…V-2
若手日系人調査(Global…Youth Nikkei…Research…Project)…V-5
MOVIES TIME OUT…V-11
Noriko Jazz Band 本格始動!…V-23
TIME OUT(イベント情報)…V-16~17
CLASSIFIED…V-18~22
求人情報…V-4

詳しくは2月14日号 第7号
バンクーバー新報をご覧下さい。

配布リストはコチラ