2017年7月13日 第28号

 トラック業界で成功し、関係者から広く慕われてきたドン・アンダーセンさんが、がんのため、1日に亡くなった。8日行われた彼の葬儀には彼の人柄を偲び、競合他社からも多くのトラックが葬列に参加、その数は100台を超えた。

 アンダーセンさんは高校卒業後、トラック1台で事業を起こし、それを100台以上の会社に成長させた。息子のマイケル・アンダーソンさんは、トラックこそが父親の人生だったと取材に語っている。またアンダーソンさんの長年の友人であり、自身もトラック運転手であるロッド・ギブソンさんも、彼に敬意を表するため、トラックドライバーならこの葬列に参加すべきだと話していた。

 そんなアンダーソンさんの死去と葬儀のことは瞬く間に業界内に知れ渡り、この日のトラックの大葬列となった。葬列はオンタリオ州トロントの北、アンダーソンさんの会社があり、また彼の永眠の地となるスタフビルへ向けて高速404号線を行進した。

 このトラックの葬列を目の当たりにしたアンダーソンさんの家族は、多くの人が本人への敬意をこうした形で表現し、特別な葬儀にしてくれ感動していると、取材に語っていた。

 

 

2017年7月13日 第28号

 MLSバンクーバー・ホワイトキャップスFCは5日、BCプレースでニューヨーク・シティFCと対戦した。

 試合開始早々の3分に、まずはホワイトキャップスがFWモンテロ(#12)のゴールで先制。しかし、34分、40分と立て続けにゴールを決められ、前半で逆転を許した。

 後半に入り、試合はホワイトキャップスに傾いた。54分にDFハーベイ(#2)がMFボラノス(#7)からのパスを受け角度のあるシュートで同点。88分にはMFレイナ(#29)がアクロバティックなヘッドで決めて再逆転に成功した。シーズンオフに加入した期待の若手MF。シーズン前のケガから復帰し、ようやくこの日、今季ホームでのデビューを飾り、いきなりゴールを決めファンを沸かせた。

 この試合で、ホワイトキャップスは17試合を消化。ちょうどシーズンの半分を戦い終えた。成績は7勝7敗3分の勝ち点を24、順位も6位につけ、プレーオフ圏内に入った。

 次のホームゲームは今月23日、ポートランド・ティンバーズと対戦する。

 

 

2017年7月13日 第28号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーで3日、炎天下の車に子供を置き去りにすることの危険性を分かろうとしない母親に、駆けつけた警察官が説教している動画がインターネット上に投稿された。

 動画には、白い高級SUVの前に立ち腕組みをしている母親に対し、炎天下で子供を車の中に置き去りにするのがどれほど危険か分かっていないと、業を煮やした警察官が説教している様子が映されている。

 この母親はスーパーで買い物をする間の約20分間、6歳の娘と3歳半になる息子を、窓の締め切った車の中に閉じ込めたままにしていた。この様子を目撃した人たちからの通報が何件も警察に寄せられ、警察官らが現場に急行した。

 自らも子供を持つこの警察官は、自分の非を認めようとしない態度を取る母親に対し、この事態に消防車と救急車1台ずつとパトカー2台が出動したと、ことの重大さを指摘するとともに、子供を当局の保護下に置く必要があると警告。最後にはそれでも母親かと言い放ち、怒りのたけをぶつけている。

 バンクーバー市警察は7日、この母親に対する告発は行わない予定だが、児童保護の問題を扱う子供省に連絡を取ったと発表した。

 アルバータ州エドモントンでも6日夜、車の中に置き去りにされた生後8カ月の女児が警察官らによって救出され、健康状態を確認するために病院に搬送される事件が発生している。22歳になる母親は、友達とコーヒーショップで話し込んでいるうちに子供のことを忘れてしまったと話しており、当局の介入を招いた過失の罪で逮捕された。

 カナダ安全評議会によると、エアコンが効いていた車であっても、エンジンを切って炎天下に駐車した場合、20分後には車内の温度が50度に達するという。これは熱射病にかかる温度を超えている。アメリカの統計によると、米国内では1年間で平均37人の子供が、炎天下の車内で命を失っているという。

 また同市警察は先週、同市クィーン・エリザベス公園に駐車中の車から、置き去りにされた犬を救出するため窓を割らなければならなかった事例を引き合いに出し、ペットのオーナーにも同様の注意を呼びかけている。

 

 

2017年7月13日 第28号

 ケベック州モントリオール空港で6日、乗員の指示に従わず旅客機を危険にさらしたとして、同州ラバル市の男性が逮捕された。

 事件が発生したのは、モントリオール空港からキューバのリゾート地カヨココに向かっていたサンウィング604便。警察によると、ラバル市に住むカララボス・ナッソー容疑者は機内で乗員を脅すような発言をしたほか、他の乗客にも迷惑行為を働き、乗員の指示に従わなかった。このため機長は出発地に引き返すことにした。

 これに伴い、アメリカ・マサチューセッツ州にあるバーンズ州空軍基地から米空軍のジェット戦闘機2機が緊急発進。大都市の連なるアメリカ東海岸沿いに、モントリオール空港を目指していたサンウィング機にニューヨーク州の州都アルバニー付近で合流、護送する態勢をとった。北米航空宇宙防衛軍(NORAD)によると、このほか米ニュージャージー州アトランティック・シティからも2機、またケベック市からも2機のカナダ軍ジェット戦闘機が緊急発進、万が一に備えていたという。

 こうした緊急時対応は、2001年にアメリカ・ニューヨーク市で発生した同時多発テロ事件を機に構築されたもので、カナダとアメリカの安全保障に関わる部門が即座にコミュニケーションをとれるようにしているという。こうして発生した事態の内容に基づき、必要な対応を取れるようにしているが、どのような場合にどのような対応を行うかについては、安全保障上の理由から明らかにはされていないとのこと。

 サンウィング機は午後7時25分ごろにモントリオール空港に到着。ナッソー容疑者は待機していた警察に身柄を拘束された。現場に居合わせた地上係員によると、モントリオール市警察のみならず国境警備隊や空港警備隊など、合計20台以上の車両が同機を取り囲んでいたという。

 ナッソー容疑者には航空機の安全を脅かした罪のほか、脅迫・攻撃的な言動、法規に則った航空機の運行を妨害した罪が課せられている。

 

 

2017年7月13日 第28号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーの吊り橋ライオンズ・ゲート橋で6日朝、2人の若者がワイヤーづたいに橋を登っているとの通報があり、警察が橋の通行を一部制限した。ちょうどラッシュアワーの時間帯だったため、付近の交通は大混乱した。

 この2人はアメリカ・ワシントン州とカリフォルニア州から訪れていた20代の男性。彼らが大きなバックパックを背負っていたため、若者の単なる悪ふざけ以上の事態も一時は想定された。橋の道路上からは2人の所在が確認できなくなると、警察は急斜面救助のレンジャーも出動させ、彼らの動向を追った。この間3車線の橋は2車線に制限されたほか、路線バスも迂回させられ、通常ダイヤに戻ったのは午後1時半過ぎになってからだった。

 

 

 

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