2017年11月9日 第45号

 カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)BCライオンズは4日、バンクーバー市BCプレースでトロント・アーゴノッツと対戦した。これが今季最終戦となった。

 結果はわずか1タッチダウンという13‐40の大敗。今季は7勝11敗、勝ち点14で、西地区最下位の5位に終わった。ライオンズがプレーオフを逃すのは1996年以来。

 今オフは来季に向けてのチーム作りが急務となるが、監督兼ゼネラルマネージャーのブオノ監督との契約が2月には切れる。ブオノ監督はこれまでのところ自身の進退について言及していない。ただライオンズのオーナー、デイビッド・ブレイリー氏が来季もチームオーナーを継続することは決定している。同氏はこの日の対戦相手アーゴノッツのオーナーでもあり、1チームの売却を希望していると伝えられている。

 

 

2017年11月9日 第45号

 オフショア金融に関する大量の記録内容が5日、明らかになった。「パラダイス文書」と名付けられたタックスヘイブン(租税回避地)に関わる1340万件の記録には世界中の政治家、著名人、有名企業の名前が記載されていた。

 今回流出された記録文書を南ドイツ新聞が入手、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)と参加する世界67カ国、約100報道機関、ジャーナリスト約380人と共有し、今回の発表となった。カナダでは、CBC/ラジオ・カナダとトロントスター紙が参加している。

 CBCはこの日、内容を大々的に報道。カナダが関わっていた企業、信託、基金、個人などは合わせて約3300件と公表し、中には有名企業、元首相、政府関係者が含まれ、衝撃が走った。

 企業では、ナショナル・ホッケー・リーグ(NHL)モントリオール・カナディアンズ、大手スーパーマーケットのロブロウや、個人ではブライアン・マルルーニ、ポール・マーティン、ジャン・クレティエンの元3首相の名前もあったとしている。

 基本的にはオフショア対策は違法ではないという。そのため、今回の件について各企業や個人は「合法に適切に処理している」と説明している。

 今回の文書で最も注目を集めているのはスティーブン・ブロンフマン氏。2015年総選挙でジャスティン・トルドー自由党の献金対策・収支監督を担当した。またトルドー家とも家族ぐるみの付き合いがあることでも知られている。CBCによれば、ブロンフマン氏と彼の投資会社クラリッジは、ケイマンアイランドにあるオフショアトラストの600万米ドルに関連してカギを握っているとされている。それはカナダが何百万ドルにのぼる税収を失っている可能性につながるとしている。

 これについて6日からの国会では、野党からトルドー首相への批判が相次いだ。今夏、税制改革を打ち出し中小企業を対象とした「抜け道」の是正を訴えた自由党が、富裕層、しかもトルドー首相の友人が納税回避の可能性があることに批判が集中している。自由党は2015年総選挙で中間層への支援と富裕層への増税、租税回避の追及を訴えていた。トルドー首相は今回の批判に対し、自由党政権は租税回避については多くの予算を付けて対策を講じていると反論した。租税回避への抜け道を塞ぐ方法については、自由党はこれまでのところ対策を発表していない。新民主党(NDP)がこれについては法案を提出した。

 今回の大量文書の大半が、バミューダ諸島に拠点を置くオフショア投資の顧客を多く持つ法律事務所「アップルビー」から流出した。同法律事務所が抱える顧客のトップはアメリカで、次いでイギリス、中国、カナダとなっている。

 

 

2017年11月9日 第45号

 オンタリオ州トロントのシャローム・オウアノウノーさん(25歳)は9月27日、喘息の発作を起こし同市北部のハンバーリバー病院に搬送され、人工呼吸器が取り付けられた。その3日後、病院側はオウアノウノーさんの症状から、神経学的基準(脳死基準)に従い死亡を宣告した。またその直後には死亡証明書も発行された。カナダの脳死ガイドラインによると、死亡と判断される状況は、不可逆的な脳機能と呼吸の停止となっている。

 しかし超正統派ユダヤ教徒であるオウアノウノーさんの家族は、彼の死は彼の信ずる教義が定める死ー心肺の完全停止ーに従うべきだとして、裁判所に脳死判定の撤回と、生命維持処置を続ける命令を求める訴えを起こした。

 また訴状のなかでオウアノウノーさんの父親は、こうした個人の信条を無視した判定は、人権と宗教の自由を激しく侵すもので、憲法違反だと指摘。もしこの訴えが認められなければ、オウアノウノーさんは取り返しのつかない損害を被ると訴えている。

 

 

2017年11月9日 第45号

 カナダ保健庁は2日、消火器に関するリコールを発表した。ノズルが詰まったりして消化液を放出しない恐れがあるほか、ノズルを火元に向けようとして力を加えると、ノズルが本体から外れる危険性もあるという。

 対象となる消火器は、キディ(Kidde)とガリソン(Garrison)の2ブランドで、プラスチック製のハンドルを装着したタイプか、プッシュボタン式の消火器。

 プラスチック製ハンドルタイプは、1973年1月1日から2017年8月15日にかけて販売されたもので、プッシュボタン式は1995年8月11日から2017年9月22日まで販売されていた。

 カナダでのリコールは、ケディ社と米国消費者製品安全委員会が合同で発表したものに基づいている。米国内では3700万本の、カナダ国内でも270万本の消火器が対象となる。カナダ国内では、消火時に消火剤が放出されなかった事故が2件、メーカーに報告されているという。

 対象となる消火器の製品番号については、カナダ政府のウェブサイトを参照のこと
(『healthycanadian』、『recall』、『fire』、『extinguisher』で検索。)

 

 

2017年11月9日 第45号

 ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドで10月29日未明、カジノに近い場所で営業していた違法パブが摘発された。

 リッチモンド連邦警察(RCMP)によると、違法パブの場所は同市中心部を南北に走るNo・3ロード沿いで、ブリッジポート・ロードとの交差点の北側あたり。同警察の組織犯罪対策課が、入手した情報をもとに場所を突き止めた。

 警察がツイッターで公表した現場の画像には、テーブルの上にグラスやプラスチック製のマグのほか、1・75リットル入りのウォッカの瓶などが写っていた。ここで提供されていたアルコール類が正規のものか密造酒なのかについては、警察は明らかにしていない。

 違法パブやナイトクラブは、多くの場合、組織犯罪と関連があると言われている。同市では、このところこうした店のほか、違法カジノが急激に増えている。特に同市東部の農業用地では、敷地内に建てられた巨大豪邸がこうした違法行為の温床になっていると、近隣住民からも市に苦情が寄せられている。

 警察は市と連携しながら、こうした違法パブやカジノの摘発を行っていくとしているが、同時にこうした店は、市内のいたるところー工業地帯のビルから一般住宅までーで、「営業」していると取材に語っている。

 

 

 

今週の主な紙面
11月23日号 第47号

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