2020年3月19日 第12号
ジャスティン・トルドー首相ソフィ・グレゴール−トルドー夫人が新型コロナウイルスに感染していることが12日に分かった。首相事務所が発表した。
ソフィ夫人はイギリス・ロンドンで行われた講演会に参加して帰国。11日夜になってインフルエンザのような症状が表れたので、念のため新型コロナウイルスの検査を実施したところ、陽性反応が出たと説明した。首相事務所によると夫人の症状は軽く、自宅で自己隔離となっている。夫人の感染が確認されたため、トルドー首相も同日から14日間の自己隔離に入ると発表した。13日に国民に向けて記者会見したトルドー首相は、夫人の症状は軽く、首相にも子どもにも症状は表れていないと語った。
首相は自己隔離の期間は自宅で指揮を執るとし、各州政府や各国首脳らとの電話連絡など自宅で忙しくしていると語った。また、16日にも自宅前で記者会見したトルドー首相は、自身に感染したような症状は出ていないと語った。