2019年1月31日 第5号

 芝刈り機メーカーが、製品の性能を誇大表示していたことを巡って争われていた集団訴訟が和解に至ったことで、750万ドルの補償金が対象者に支払われることになった。ただしこのお金を受け取るためには、申請の必要がある。

 30馬力以下のガソリンエンジン式芝刈り機(手押し式、乗用式のどちらでも)を1994年1月1日から2012年12月31日までの間に購入した人に、この補償金を受け取る権利がある。メーカーは、クラフツマン、ホンダ、ジョンディアー、MTD、ウィードイーター、またヤードマンなど40社近くが対象となっている。

 補償金受け取りの申請には、芝刈り機の購入と、その際に示されていた馬力を証明できる書類が必要となる。受け取れる額は20ドルから55ドルの間となる。なお証明書類を用意できない場合は、一律15ドルの補償となる。

 個人のほか、小売り目的で対象製品を仕入れた小売店や卸店も、補償の対象に含まれる。書類申請の締め切りは5月22日。詳細は『lawn』、『mower』、『settlement』、『ca』で検索。

 

2019年1月31日 第5号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市を走るふたつのスカイトレイン、エキスポラインとミレニアムラインが交差するコマーシャル=ブロードウェイ駅で、新しいプラットフォームが来月オープンする。

 スカイトレインや、駅の下を通るコマーシャルドライブを行き交う車の騒音が絶えない同駅だが、新ホームにはすでにハトが巣を作り始めており、利用客に糞の被害が及ぶ恐れがある。

 スカイトレインを運用するトランスリンクは、いくつかの対策を用意している。一般的な針状のプロテクターやネットのほか、微弱な電気を流しハトが居つづけるのを防ぐテープなどだが、トランスリンクはさらに、ハトの天敵であるタカを時々ホーム内で飛ばすようにしているという。これによって、ハトがこの場所が安全でないと思ってくれることを狙っていると、同社のジル・ドリューさんは取材に語っている。

 新しいプラットフォームは、2月2日に供用開始予定。このプラットフォームでは、西行き列車に両側から乗り降りできるようになる。

 

2019年1月31日 第5号

 オンタリオ州オタワ市で、ケアワーカーを装いマンションなどに侵入した疑いで、女が逮捕された。

 アンジェラ・ドーン・ハンナ容疑者(43歳)は昨年、ケアワーカーが仕事中に着用する作業着(スクラブ)を着て同市西部のマンションのほか、いくつかの住宅に侵入したことから逮捕され、4件の家宅侵入と複数の執行猶予条件違反で告訴された。

 ハンナ容疑者がマンション内にいるところを目撃、メディアに知らせた住人によると、ハンナ容疑者は薬の入ったボトルを手に、『フィリス』という人物を探していると、居合わせたこの住人に話しかけてきたという。しかし別の時に、玄関外の植え込みに隠れていたハンナ容疑者が、玄関のオートロックのドアを開けた瞬間に飛び出してきたのに遭遇した。彼女は『ロックアウトされた』と彼に説明、マンション内部に入ろうとしたが、この住人に阻止された。この時もハンナ容疑者は青いスクラブを着て野球帽をかぶり、さらに腕で顔を隠そうとしていた。

 この時の様子を収めた住人による動画がニュースで紹介されると、他の住宅でもハンナ容疑者が家宅侵入をしていたことが明らかになり、逮捕にいたった。またハンナ容疑者は昨年1月に、同州ウィットビーでの家宅侵入で有罪判決を受けていた。

 オタワ市警察はハンナ容疑者の犯行に関する証言が集まるきっかけとなったニュースが、犯人逮捕に大いに貢献したと話している。また動画をテレビ局に提供した住人は、自分たちには何事も起こらなかったが、同じマンションの住人の注意を喚起するためだったと語り、「何か良くないことを見かけたら、放っておかないで対処すべき。そうすれば少なくともそれ以上悪いことにはならない」と付け加えていた。

 

2019年1月31日 第5号

 オンタリオ州の男性が、大量のニセ札を受け取ってしまったことから、自分と同じような目に遭わないよう、メディアを通して呼びかけている。

 この男性は、オンタリオ州トロント市の北、リッチモンドヒルに住むマイケル・ボビーさん。所有していた高額なiPhoneを個人売買した際、代金として受け取った20ドル紙幣63枚が偽造紙幣だったことに後から気がついた。

 売買は暗い場所で行われたため、紙幣の細かいところまでは注意がいかず、おおよそ本物らしく見えたので受け取った。しかし帰宅後に見直したところ、ポリマー製の紙幣の手触りが異なっていたり、盛り上がったインクで印刷されているべきところに盛り上がりがなかったりしたことに気がついた。さらに何枚かの紙幣は同じ連番だった。

 カナダ連邦警察(RCMP)によると、国内での偽造紙幣の流通は比較的少なかったものの、2015年頃から増加傾向にあるという。昨年春にはブリティッシュ・コロンビア州フレーザーバレー地区で、ニセ20ドル札が出回ったほか、オンタリオ州南西部のロンドン市でも同時期に何十枚ものニセ100ドル札が出回っていることが警察に通報されている。

 またカナダ中央銀行は、どのように偽造防止技術が使用されているかを紹介する小冊子を、インターネット上で公開している(『bankofcanada』『general』『public』で検索)。

 偽造防止として採用されているものには、20ドル札の場合、透明部分のホログラムや『Bank of Canada』の文字の盛り上がった印刷のほか、表面のメープルリーフの周囲の透明部分などがある。また新デザインの10ドル紙幣の場合は、盛り上がったインクが肖像画のほか算用数字の『10』と『Canada』の文字に使用されている。さらにこのインクで印刷されているワシの羽は、見る角度によって色が金色から緑に変化する。

 昨年の1月から9月の間には、3カ月に約8千枚のペースで偽造紙幣が発見されている。そのほとんどが20ドルと100ドル紙幣だったという。

 

2019年1月24日 第4号

 連邦自由党は19日、2月に実施されるバーナビー・サウス選挙区の補欠選挙に、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州議会元自由党議員リチャード・リー氏を擁立すると発表した。

 自由党はカレン・ウォン氏の擁立を決めていた。しかしスターメトロ・バンクーバー紙が、同氏が中国語のソーシャルメディアで同選挙区に立候補している連邦新民主党(NDP)ジャグミード・シング党首に対して、彼はインド系カナダ人だから唯一の中国系カナダ人候補者である自分に投票した方がいいと民族的な違いを訴えていたと掲載。16日にウォン氏が立候補の取り止めを自由党に申し出て、こうした発言は党のポリシーに反すると党が了承したと発表した。

 しかし、17日になってウォン氏が自由党候補として立候補に再挑戦したいと党に訴えていたことが分かった。同日、記者会見を開いたウォン氏は、ソーシャルメディアへの投稿は自分が書いたものではなく、ボランティアスタッフがウォン氏のアカウントに書いたものだったと説明。しかし責任は自分にあると語ったが、これで自分が差別主義者のレッテルを貼られるのは納得がいかないと語った。

 自由党は17日、ウォン氏を擁立しないという党の決定は変わらないと発表。この時点では次の候補を擁立するかどうか未定と回答していた。

 というのも、対抗馬となるNDPシング党首が当選した方が今秋の総選挙で自由党に有利だとの公算が働いているという内部事情があると多くの専門家がメディアで解説した。

 現在シング党首のNDPは支持率がかなり低い。シング党首が党を率いて総選挙で戦ってくれた方が、補欠選挙でシング党首が敗けて新たな党首でNDPの支持率を回復させるよりは戦い易いとの思惑があり、2月4日の候補者締め切りまでに候補を立てない可能性もあるのではとの意見も出ていた。

 そうした中で19日にリー氏の擁立を発表した。リー氏はバーナビー・ノース選挙区でBC自由党議員を16年間務めたが、2017年の選挙で敗れた。

 今回のバーナビー・サウス選挙区の補欠選挙は、NDPシング党首が立候補していることから全国の注目が集まっている。この選挙区は2期連続で、元NDP議員で現バンクーバー市長のケネディ・ステュワート市長が当選してきた選挙区。今回もシング党首が有利と言われているが、厳しい戦いになると予想されている。

 争点は経済と環境と住宅問題。保守党からはジェイ・シン氏が、カナダ国民党からはローラ-リン・テイラー・トンプソン氏が立候補している。投票は2月25日に実施される。

 

 

今週の主な紙面
2月14日号 第7号

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