2017年11月9日 第45号

 ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドのショッピングセンターに、一人乗り電気自動車が展示されている。

 前輪2輪、後輪1輪のこの車『ソロ(SOLO)』は、同州バンクーバーの電気自動車メーカー、エレクトラ・メカニカ・ビークル(Electra Meccanica Vehicles Corp.)社が開発した。同社のCOOヘンリー・ライズナーさんはこの車を、排気ガスゼロ、とても経済的なランニングコスト、それでいて運転していて楽しくなる車と形容している。

 全長約3メートル、全高と全幅が1・3メートルの『ソロ』のデザインは、通勤に使われている車の約80パーセントは、ドライバー一人しか乗っていないという現状から導き出された。

 220ボルトの充電スタンドでゼロから100パーセントまで充電するのにかかる時間は約3時間。航続距離は約160キロメートルのほか、最高速度は130キロメートル毎時になる。現在のところ生産拠点は同州ニューウェストミンスター市の工場のみで、手作業で行われている。販売価格は1万9888カナダドル、先週の段階で世界各地から入った注文数は12万台におよぶと、同社は取材に答えている。同社のウェブサイトによると、これから注文した場合の納車時期は、来年の第4半期となっている。

 

 

2017年11月9日 第45号

 ラグビー親善試合カナダ対マオリ・オールブラックスが3日、バンクーバー市BCプレースで行われた。来年から始まる2019年ワールドカップ予選に向けての親善試合。対戦相手はニュージーランド代表でもマオリ族の血を引く者だけが選ばれるマオリ・オールブラックス。会場には約3万人が詰めかけ、大声援を送った。

 試合はマオリの圧勝。9‐51とカナダは1トライも挙げられず一方的な試合となった。カナダ代表は、来年1月27日にBCプレースでW杯予選のウルグアイ戦を行う。

 

 

2017年11月9日 第45号

 アメリカ・ワシントン州の人口2万人弱の町、ポートエンジェルスを旅行していたカナダ人青年(16歳)が、強盗被害にあったのは10月6日のことだった。ホテルに帰る途中の青年に自転車に乗った男が接近、クマよけ用スプレーをふりかざして青年が履いていた靴ーナイキの限定モデル、エアージョーダンーを奪っていった。

 この事件を知った地元教会メンデッドの牧師ジョー・デスカーラさんは、この町でこんなことが起こったことにショックを受けたが、この青年に靴を返そうとまわりの人に協力を求めていった。盗まれたのと同様の靴の価格は約200アメリカドルだったが、教会では購入資金が集まる前に靴を買うことにした。最初は地元でこの靴を探したのだが、限定モデルのため地方の小売店はほとんど入荷できず、オンラインで購入するしかないことがわかったからだ。

 注文した靴は10月下旬に到着、デスカーラさんはポートエンジェルス警察署にこれを持ち込み、青年のカナダの住所に確実に送るよう依頼した。彼とともに購入資金集めに奔走したライラ・アダムスさんは、募金のための銀行口座を開いたり、ペイントした小石を街角に置いて多くの町民と、この件のことをシェアできるようにしたりした。

 カナダの青年の母親と電話で話した警察署長ブライアン・スミスさんによると、母親は町民の思いやりに感謝しているとのこと。またこうした町民の思いやりを目の当たりにして、この町の一員であることを誇りに思うと取材に語っていた。

 デスカーラさんは、靴を奪った男を非難する言葉を至る所で耳にするが、もっとポジティブなことに目を向けてほしいと願っている。「この町ではいいことがあちこちで起こっている。今回の件では、たとえ悪いことが起こっても、まわりの人はいいことを起こせるんだということを示せたのだから」とデスカーラさんは語っていた。

 

 

2017年11月9日 第45号

 ドイツの自動車メーカーBMWが、配線の不具合などからエンジンルームから出火の恐れがあるとして、北米で販売された特定の車種をリコールすると3日、発表した。

 リコールは2つあり、北米全体でおよそ100万台が対象になると同社では話しており、リコール対策がなされるまでは車を屋外に駐車するよう呼び掛けている。また他国で販売された車にも波及する可能性もあるという。

 ひとつ目のリコールは、2006年から2011年モデルまでの3シリーズが対象。ヒーターやエアコン制御のための配線に不具合があり発熱、最悪の場合出火する恐れがある。これが原因とみられる損傷が最初に報告されたのは2008年だった。しかしこの時には原因が特定できず、BMWではそれから同様の損傷がオーナーから報告されるかどうかを継続調査していた。2015年になって、けがを伴う3件の故障が報告されたのに続き、今年9月にも2011年モデルの3シリーズで同様の事故が起こった。

 ディーラーで該当する配線を交換するほか、場合によっては追加のパーツを装着することになる。

 二つめのリコールは、2007年から2011年モデルの3シリーズ、5シリーズ、X3、X5、Z4のほか一部の128iモデルで、6気筒エンジン搭載モデルが対象となる。エンジンのクランクケース内に溜まる燃焼ガス(俗にブローバイガスと呼ばれる)を排出、再燃焼にまわすパイプに付属しているバルブを、気温が低いときの凍結から守るヒーターが異常加熱し溶かしてしまうという不具合。その結果、エンジンが停止している状態でも出火する危険性もあるという。

 2009年に2007年モデルのX5で、この不具合が原因とみられるエンジンルーム内の損傷が報告されて以来、何件かの類似の事故が報告されているが、けが人などは発生していない。対策として、バルブヒーターを交換する。

 カナダ国内では、およそ1万5千台が対象となる。

(リコールの詳しい内容については、カナダ交通省のリコール検索サイト(『TC』『recall』で検索)で、メーカーにBMWを指定して検索。)

 

 

2017年11月9日 第45号

 トルーノース・シーフード社が製造するスモークサーモンが、リステリア菌に汚染されている可能性があるとして4日、カナダ食品検査庁がリコールを発表した。

 対象となる製品は、トッパーズ・スモークサーモン・フレーク(レモン&ディル味。Topper's Smoked Salmon Flakes, seasoned with lemon and dill)で、製品コードは7873。賞味期限は2017年11月17日となっており、UPC番号は0 60719 72255 6。

 検査庁による検査で汚染が発見されリコールとなった。製品が出回っているのは主にニューブランズウィック州、ノバスコシア州、およびオンタリオ州だが、他州でも販売されている可能性があるという。 先週末の段階で、この汚染による食中毒は報告されていない。

 リステリア菌による食中毒の症状は、吐き気や嘔吐のほか、高熱が続いたり筋肉痛や激しい頭痛、首すじのこわばりなど。妊婦や老人、また免疫力が衰えている人は特に警戒する必要がある。妊婦が食中毒を起こした場合、本人の症状はカゼに似た穏やかなものであっても、早産や新生児への感染、流産の危険性があるという。また感染がひどい場合は、死亡することもある。

 

 

 

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11月23日号 第47号

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