2017年3月30日 第13号

 ドイツ・ベルリンのボーデ博物館で現地時間の27日未明、展示されていたカナダ造幣局の金貨が盗まれた。この金貨、直径53センチメートル、厚さ3センチメートルで、重さは約100キログラムという超大型。表にはクィーンエリザベス女王の肖像が、裏にはメープルリーフが、あしらわれている。

 さらに、その純度は999・9で、ギネスブックにも登録されているという。

 博物館によると、何者かが27日午前3時30分ごろ建物の窓から侵入。金貨が展示されていたキャビネットを壊し、警察が到着する前に金貨を盗み去ったという。また、犯行に使用したとみられるはしごが、近くの線路の敷地から見つかった。

 警察では犯人の行方を追っている。

 

 

2017年3月30日 第13号

 連邦新民主党(NDP)党首選討論会が26日、ケベック州モントリオール市で行われた。第2回となった今回は若者支援が焦点。多額の学生ローン、就職難、経済の不透明、企業の不安定などの要素が若者を苦しめているという現状を踏まえ、こうした状況を打開する案を4人の立候補者がそれぞれ主張した。

 立候補者は、マニトバ州選出のニッキー・アニストン議員、ブリティッシュ・コロンビア州ピーター・ジュリアン議員、ケベック州ガイ・キャロン議員、オンタリオ州チャーリー・アンガス議員。

 アニストン議員は自身も30代と若く、同年代として大学を卒業しても堅実な職に就ける保証はなく、経済も安定しない中、若者は不安定な生活を強いられる危機に陥っていると共感した。

 ジュリアン議員は大学の授業料廃止、キャロン議員は基本所得制度の導入、アンガス議員は最低賃金の引き上げなどを主張した。

 NDPが若者支援に力を入れるのは、2015年の総選挙で若者からの支持が急落したことにある。これまで2008年、2011年と、いずれの総選挙でも若者層からの支持がNDPの議席数を押し上げてきた。2011年には野党第一党にまで躍進。初の政権奪取も視野に入っていた。

 しかし2015年は自由党が大勝。NDPを支持していた多くの若者が、自由党支持に回った。その結果大敗し、野党第一党の座も保守党に明け渡した。そして、選挙後も若者の支持率は下がっているという。

 2015年の選挙で大敗した結果、昨春の党大会でトム・マルケア党首交代を投票によって可決。2019年の総選挙に向けて、ようやく本格的な党首選が開始した。

 

 

2017年3月30日 第13号

 ロビン・フッド社製の多目的用小麦粉(10kgサイズ)からE.coli O121と呼ばれる大腸菌が検出された。

 カナダ政府から以下の注意喚起が出されている。現在、この製品による被害報告は1件確認されている。

 1.製品が自宅にあるか確認し、あれば直ちに処分するか、購入した店に返品する。
 2.製品の摂取により健康に異常を感じたら、ただちにドクターの検診を受けること。
(吐き気、強い腹部の痛み、出血を伴う下痢などが主な症状)

『Robin Hood All Purpose Flour, Original, 10kg』
リコール理由:大腸菌O121
危険レベル:クラス2
製造会社:カナダ・スマッカー社
販売地域:アルバータ、ブリティッシュ・コロンビア、マニトバ、サスカチワン州
販売の範囲:小売
製品名:Robin Hood / All Purpose Flour, Original
サイズ:10kg
製品コード:BB/MA 2018 AL 17と6 291 548が含まれるコード
UPC:0 59000 01652 8

 

 

2017年3月30日 第13号

 ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市の公園で、最近奇妙な牛乳容器が見つかっているという情報が、メディアに寄せられた。

 匿名を希望している女性はこの1カ月のあいだに、同市ガーデンシティ公園でドアノブの部品が結ばれたプラスチック製牛乳容器(1ガロン)をいくつも発見している。

 犬の散歩に、この公園を日頃から利用しているという、この女性が地元新聞社に提供した写真を見ると、ドアノブやその部品が複数個、丁寧にひもに通されて容器の取っ手部分に結びつけられている。ひもの長さは数10センチ程度とみられる。

 女性は、この2週間で池に浮いている7個のほか、木の枝に引っかかっていた、いくつかの牛乳容器を回収したほか、池にはまだいくつか浮いているという。

 これだけでも奇妙な現象だが、この女性をさらに驚かすことが起こった。環境のためにと彼女は、回収した容器をリサイクルしやすいよう、ひもをほどいてドアノブなどを取り除き、プラスチック容器は押しつぶしておいた。ところが後日、再び公園を訪れてみると、彼女が潰したその容器にまたドアノブが吊り下げられ、池に浮いていたという。

 この容器にメモを残し、何のためにこんなことをしているのかを問いただしたい衝動を何とか押しとどめた彼女。すべてを明るみに出すより、ミステリアスにしておくほうがいいかと思ったと取材に答えている。

 市街地にありながら、せっかく豊かな自然相を保っている公園にこのような物体が散乱しているのは、正直悲しく迷惑な話だと語る彼女。たぶんいたずらか何かで、インターネット上のどこかには「今日は、この女性、何個の牛乳容器を回収するだろうか」などという動画を、密かに楽しんでいるグループがいるのではないかと、自嘲ぎみに話していた。

 

 

2017年3月30日 第13号

 オンタリオ州オタワのレストランで26日、窒息死しそうになっていた少女に、たまたま居合わせた非番の警察官が処置を施し、その命を救った。

 8歳になるエマ・ロスちゃんは、兄のバースデーディナーを家族とともにレストランで楽しんでいた。しかしベーコンをほおばりすぎたロスちゃん、それを飲み込めず息を詰まらせてしまった。あわてた母親がロスちゃんの背中を叩いて何とかしようとしたが、そもそもこれは誤った処置であり、ロスちゃんの状況は変わらなかった。

 まわりの客もただ様子を見守るだけで、パニックに陥りそうになった母親だが、その時1人の女性がロスちゃんの後ろに回り、母親にのどを詰まらせたのかと確認した。その後女性はロスちゃんの腹部に回した腕で、横隔膜を下から上に圧迫するハイムリック法を施した。そして3回目には無事、ベーコンを吐き出させることができた。

 この女性、実は非番の警察官で、ロスちゃんが無事なことを確認すると、自分のテーブルに戻り何事もなかったかのように食事を続けたという。

 彼女のフルネームを聞き忘れたロスちゃんの母親は、できれば、ふたたび本人に面会して、娘を救ってくれたお礼をあらためて言いたいとメディアに語っている。さらに、この件に触発され、心肺蘇生術のコースを受講し、今後このような場面に遭遇した時に役立てたいと付け加えていた。

 

 

 

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