2017年1月12日 第2号

 ジャスティン・トルドー首相は10日、小規模な内閣改造を行った。注目は外務大臣と移民・難民・市民権大臣。

 外務大臣はステファン・ディオン前外相からクリスティア・フリーランド前国際貿易相へ、移民・難民・市民権大臣はジョン・マッカラム前移民相からアームド・ハッセン議員が就任する。

 ディオン前外相は政界引退へ、マッカラム前移民相は中国大使として活躍の場を移すと発表された。

 選挙制度改革についての国会答弁で失言したマリアム・モンセフ前民主機構相は女性の地位相に就任する。

 今回の内閣改造でも、閣僚の男女比は共に15と自由党政権発足時と変わらずに男女同じ閣僚数となっている。

 

2017年1月12日 第2号

 アルバータ州カルガリー国際空港で2016年12月31日朝、サンウィング・エアラインズのメキシコ・カンクン行きの便に乗り込んだパイロットが、泥酔のため操縦席で前後不覚に陥り警察に逮捕された。

 飛行機にはすでに乗客99人と乗務員6人が乗り込んでいた。

 泥酔していたパイロットは、スロバキア国籍のミロスラフ・グロニッチ容疑者(37歳)。サンウィング・エアラインズでは、労働ビザでパイロットとして勤務していた。

 グロニッチ容疑者の行動が通常ではなかったことに気がついた乗組員が、カルガリー市警察に通報した。駆けつけた警察官によりグロニッチ容疑者は、職務遂行能力欠如のまま航空機の運用に携わった罪と、血液中のアルコール濃度が0・08(100ミリリットルの血液中に80ミリグラムのアルコール)を超えた状態で航空機の運用に携わった罪で逮捕された。逮捕からおよそ2時間後に行われたアルコール濃度検査では、道路交通法で定められている許容値の約3倍の値が出た。

 グロニッチ容疑者は、1000ドルの保釈金と、パスポートをカルガリー市警察に引き渡すこと、航空機の運用に関わらないことを条件に保釈された。カナダ交通省も、グロニッチ容疑者の飛行経歴やサンウィング・エアラインズの業務マニュアルなどの調査を行っており、その結果によってはさらなる罰金や、航空免許の取り消しを含む措置も辞さないとしている。

 

2017年1月12日 第2号

 1980年代に大流行し、その後も立方体パズルとして全世界で親しまれている、ルービックキューブ。分割された立方体の各面の色を揃えるという、一見簡単そうなパズルだが、その速さを競う世界大会がブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーで7日、開催された。

 世界キューブ協会が公認した、BC州で過去最大規模となったこの大会では、11カ国から約150人の参加者が集まった。

 同協会によれば、各面の色がばらばらになった状態から、ルービックキューブを完成させる(各面の色を揃える)までにかかった過去最短記録は、なんと4・73秒。

 この記録に挑戦する今大会を企画したアルビン・ヤンさんと、16歳のトム・ワンさんは、このパズルで上達するには練習だけではなく、色の入れ替えを行っていくアルゴリズムの習得と、キューブそのものの感触になじむことが重要だと取材に答えていた。

 残念ながら新記録は出なかったが、同協会のクリストファー・デ=アシスさんは、最近ルービックキューブの人気が復活してきていると話している。以前は色を揃えるアルゴリズムを勉強しようとしても、友人から教えてもらうなど情報が限られていたが、インターネット上の動画の普及により、最近では様々な手法を簡単に習えるようになったことが大きな理由だとデ=アシスさんは指摘していた。

 

2017年1月12日 第2号

 MLS(メジャーリーグサッカー)バンクーバー・ホワイトキャップスFCで昨季活躍したFW工藤壮人選手が昨年12月30日付けで日本のJリーグ広島サンフレッチェに完全移籍したことをチームが発表した。

 工藤選手は2015年末にホワイトキャップスと契約。それまでJリーグ柏レイソルでトップフォワードとして活躍しながら、海外での活躍の場を求めてMLSに飛び込んだ。

 ホワイトキャップスでもシーズン開幕の3月からフォワードとして先発するなど、得点力を期待された。しかし5月には相手チームの選手と衝突。アゴの骨を折るほどの大けがを負い、復帰まで1カ月以上を要するなど波乱万丈の前半となった。

 後半はケガから復帰はしたものの、出場機会に恵まれず、日本で積み上げてきた実力を発揮する機会がなかなか訪れないまま海外初シーズンを終えた。

 シーズン終了後には今季に向け、ホワイトキャップスでの2年目の活躍に意欲を見せていたが、ホワイトキャップスとの契約を1年残してJリーグへの復帰が決まった。

 日本人選手としてMLSでの存在感を示すことに意欲を見せ、バンクーバーの日系イベントにも積極的に参加するなど、コミュニティとの触れ合いも大事にした。ホワイトキャップス1年目ながら、日系サッカーファンのみならず、地元サッカーファンにも愛された日本人選手だった。ホワイトキャップスHPでは1月1日付けで工藤選手のファンへの感謝の言葉を掲載している。

 広島地元紙は、サンフレッチェとは3年契約と報じている。

 

2017年1月12日 第2号

 ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドの正教会が8日、シリアからの難民らとともにクリスマスを祝った。

 この教会は、聖グレゴリオ・アメリカ正教会。正教会は一般的なカレンダー(グレゴリオ暦)ではなく、西洋の旧暦ともいえるユリウス暦を使用しているため、そのクリスマス(12月25日)は、グレゴリオ暦の1月7日になり、その週末にクリスマスを祝う習慣がある。

 同教会は昨年、35人のシリア難民のスポンサーとなっている。シリア・アレッポの自宅アパートが爆撃を受けた難民のひとり、アラ・ストラックさんは、戦争のただ中にいると自分と家族の身の安全が最優先事項となる。ここには私たちが最も必要としていたもの、平和があると、取材に答えていた。

 同教会の難民スポンサーシップ委員会メンバーのエディ・パパチアンさんは、難民はここで全く異なる言語や文化、教育システムに適応しなければならないが、多くの彼らがシリアから逃れられたことに安堵していると話している。

 同教会では、この2〜3カ月の間にさらに20人の難民を受け入れる予定だ。ストラックさんら難民たちは、自分たちが助けられたように、今度は自分たちが新しい難民を受け入れ、役に立ちたいと語っていた。

 

 

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4月18日号 第16号

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