ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー空港に到着した中国からの乗客が、はしかに感染しているおそれがあると、当局が発表した。

 この乗客は、中国・北京から中国国際航空991便で3日午前9時30分頃バンクーバー国際空港に到着したが、その後はしかの症状が現れた。また機内で感染した可能性があるという。

 バンクーバー・コースタル保健局では、この便の乗客、またこの時間帯に空港の国際線到着ロビーに居合わせた利用客に対し、はしかの予防接種が有効かどうか確認するよう呼びかけている。

 はしかの症状は、熱、せき、鼻水、結膜炎などかぜの症状に似ているが、やがて赤い発疹が全身に広がる。空気感染力が極めて強い上に死に至る危険性があるため、はしかの恐れを疑い受診する場合は、待合室での感染を避ける準備を医療機関が行えるよう、事前にその旨を伝えて予約を取ってほしいと保健局ではアドバイスしている。

 

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 ブリティッシュ・コロンビア州サレーの母親が、三女を失ったその日に四女を出産し、複雑な心境を吐露している。

 ミーガン・カルボネットさんは3日朝、いつもと同じように夫をスカイトレイン駅に送ったあと、学校へ行く支度をさせるために、3人の娘―シアンちゃん(7歳)、アビガイルちゃん(5歳)、そして14カ月になるサラちゃんの部屋に入って行った。

 川の字になって寝ていた3人姉妹の真ん中で、サラちゃんは眠っているように見えたが、どんなに揺すっても彼女は目を覚まさなかった。泣き叫ぶカルボネットさんの声を聞きつけて、同居している義母と義妹が部屋に駆け込み、彼女をサラちゃんから引き離すとともに、義妹が救急隊員の到着まで心臓マッサージを続けた。

 病院に搬送されたものの、サラちゃんが息を吹き返すことはなかった。カルボネットさんはのちに、サラちゃんは寝ている間にすでに死亡していたと考えられると告げられた。

 幼い我が子の突然の死にショックを受けたカルボネットさん、その日行われた警察の現場検証の最中に、今度は陣痛が彼女を襲った。彼女は妊娠33週目だったが、数日前から陣痛が始まり、それを抑える薬を服用していた。

 最初は我が子を失ったことによる苦しみかと思っていたと、カルボネットさんは取材に語っている。しかし警察官にサラちゃんが寝ていたベッドを見せるために子供部屋に入ったところ、激しい陣痛に襲われた。

 そして同じ日の午後9時ごろ、四女のジッポラちゃんを予定より6週間早く出産した。ジッポラちゃんは最初の2週間は保育器の中で育てられることになるが、今のところ異常は見つかっていないという。

 わずか12時間のうちに我が子の死と誕生を目の当たりにしたカルボネットさんは、サラちゃんのために喪に服すべき自分と、生まれたばかりのジッポラちゃんを愛でたい自分の間を揺れ動いていると語っている。

 ジッポラちゃんにとって、これから毎年自分の誕生日と姉の命日を同時に迎えるというのは、彼女にとって残酷だとも話すカルボネットさん。また7歳と5歳の娘らが、いつものように自分たちの横に寝ていたサラちゃんが死んでいたことを、どう受け止めるのかも気にかかると話している。

 そうした境遇にありながらも、カルボネットさんは幼児の原因不明死(Sudden Unexplained Death in Childhood(SUDC))について多くの人に知ってもらおうと、自らの体験を話している。1歳未満の乳児が突然死亡する乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome(SIDC))に対し、SUDCは12カ月を過ぎた幼児の死因が、検視を行っても特定できない場合を指す。

 カルボネットさんは、1歳を過ぎ歩くこともしゃべることもできるようになった子供がSUDCに襲われるとは夢にも思っていなかったと語っている。SIDCに比べると事例は少ないものの、SUDC基金によるとアメリカでは2014年に、202人の1歳から4歳までの幼児がSUDCで死亡したとみられている。

 

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 ブリティッシュ・コロンビア州で4日より、アルコールに関する条例が緩和され、ホテルで深夜にアルコールのルームサービスを頼むことが可能となった。

 今までは、施設内のバーが営業している時間に限られていた。今回の緩和により、食事も提供できる場合に限られているものの、ホテルやリゾートといった宿泊タイプの施設では、同じ施設内にお酒を扱えるバーなどがあれば24時間、いつでもルームサービスでアルコールを提供できるようになった。

 この緩和についてBC州ホテル協会は、州政府のホテル業界を支援する姿勢を評価するとともに、利用者の便宜が向上することを歓迎している。

 また酒類販売業連盟も、今回の決定は長年求めてきた「理にかなった条例緩和」だと賞賛している。

 今回の緩和は、BC州の時代遅れとなったアルコールに関する条例の見直し作業の一環で実現した。この見直しで73件の勧告がなされ、これまでにファーマーズマーケットでのアルコール販売や、バーやレストランのハッピーアワーなど39件が実現されている。

 

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 メジャーリーグ・サッカー(MLS)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは12日カンザスシティでスポーティングKCと対戦。前週の開幕黒星に続き、この日も1―2と敗け、今季初勝利はならなかった。

 前半に2点を先制され苦しい状況の中、前半終了直前にDFスミスが退場処分。2点を追いかける後半を10人で戦う苦しい展開に、PKで1点を返し、2点目も決めたかに見えたが、直前にホワイトキャップスに反則があり幻のゴールとなった。結局追いつくとこはできず2連敗となった。工藤はチームに同行したものの、この日出場機会はなかった。

 ホワイトキャップスは19日、シアトルでサウンダーズFCと対戦する。サウンダーズもここまで3試合を戦い、まだ1勝もしていない。今季初勝利を掛けて、カスケディアライバルが激突する。

 またホワイトキャップスは14日、MFダレン・マトックスの移籍を発表。ポートランド・ティンバーズと金銭トレードで合意したと発表した。2012年スーパードラフトでバンクーバー入りし、FWとしても活躍。4シーズンで96試合に出場し20ゴールを挙げている。ただ、最近は先発出場する機会が減っていた。

 マトックスの移籍で外国人選手枠が空くため、2017年シーズンに向けて補強するとチームは発表している。

 

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 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーの豆腐工場で11日午後、製造過程で出た副産物(おから)を屋外にためておくコンテナにカモメが侵入、抜け出せなくなり動物保護協会などが出動する事態となった。

 この騒動が起きたのは、同市東部の頂好豆腐(Superior Tofu)の工場。おからをためておく鉄製のコンテナは、上部はふたがなく目の粗い金網で覆われているだけだった。またこの金網は、新しいデザインのものに、先週変えられていた。

 これがカモメにとって、侵入はできるものの脱出できない状態を作り出してしまった。その数は62羽にのぼり、野生動物保護協会とBC州動物愛護協会に救助の依頼がなされた。

 おからまみれになったカモメは、それからの油分も体や翼に付着していたため、職員はカモメが自分で羽づくろいを始めてそれらを摂取する前に、すみやかに油除染を行いそれらを取り除く必要があった。

 副産物とはいえ、おからは栄養豊富なので家畜農家の牛のえさに払い下げられている。頂好豆腐社社長リタ・チェンさんは、鳥もおからが好きだったとは知らなかったと、驚いている。

 これ以上の鳥の侵入を防ぐため、このコンテナには一時的にブルーシートがかけられているが、野生動物保護協会と農家が協力し、恒久的な解決策を探ることにしている。

 また頂好豆腐は今回カモメを救った団体に対し、寄付を行うことにした。

 

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