2019年2月14日 第7号
カナダの大手航空会社ウェストジェットは、同社の名をかたった電話勧誘で個人情報を聞き出す詐欺が横行していることを受け、電話口では絶対にクレジットカードなどの個人情報を明かさないよう、呼び掛けている。
ウェストジェットのマーケティング・コミュニケーション部担当リチャード・バートレム副社長は、同社ではいかなる電話勧誘も行っていないと明言、電話勧誘詐欺で迷惑を被った人に謝罪するとともに、犯人逮捕のために警察への通報を求めていた。
またこうした詐欺では、大企業など知名度が高く人々が信頼しがちなブランド名をかたるのが常套手段で、そのために企業ロゴを使用したり電子メールのアドレスもそれらしくすることを指摘していた。
2019年2月14日 第7号
ブリティッシュ・コロンビア州ローワーメインランドのデルタ市で1月18日、車庫から侵入し家電製品などを盗む事件が発生した。
犯人は家の前に止めてあった、鍵のかかっていなかった車の中から車庫を開けるリモコンを盗み、これで開けた車庫から家の中に侵入した。この時、住人は中で寝ていたが、盗みには全く気がつかなかったという。もし飼い犬がこの侵入盗を脅さなかったら、盗みの被害はもっとひどかっただろうと警察ではみており、家に戻って車から降りる際には必ず施錠するとともに、車庫のリモコンも車内には残さないよう、市民に呼びかけている。
2019年2月14日 第7号
メジャーリーグサッカー(MLS)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは2019年シーズンを前に本格始動、ハワイ州ホノルルでトレーニングを開始した。同地で開催されるパシフィック・リム・カップにも参加し、日本から参加している2チームと対戦した。
9日に同カップ第1戦でJ2のVファーレン長崎と対戦。1-3で敗れた。第2戦は10日、Jリーグ入りを目指す東北社会人1部のいわきFCと対戦。87分にPKを決められ0-1で2連敗となった。4チームが対戦する同カップで、優勝はMLSから参加しているレアル・ソルトレイクに勝利したVファーレンが2連勝で優勝、2連敗のホワイトキャップスは最下位で終えた。
ホワイトキャップスは昨季途中で監督を解任し、今季の新監督にドス・サントス氏が就任した。選手も大きく入れ替わり新生ホワイトキャップスとして2019年シーズンを迎える。今季はアジアから韓国代表MFファン・インボム選手(22)が加入した。海外チームでの経験はないが、サントス監督の期待する若手選手のひとり。まだチームに合流していないため、ハワイでの試合には参加しなかった。
今後ホワイトキャップスはバンクーバーに戻って1週間のトレーニング後、16日ロサンゼルスでLAギャラクシーとプレシーズン試合に臨む。
今年創設40周年を迎えるホワイトキャップスは、3月2日BCプレースでミネソタ・ユナイテッドFCと開幕戦で今季の幕を開ける。
2019年2月14日 第7号
ニューファンドランド・ラブラドール州で、盗んだクレジットカードで購入した宝くじが大当たりだったものの、この女性はくじを換金しに来たところで逮捕された。
同州セントジョンズ市を管轄するニューファンドランド州警察は、盗難届が出ていた財布の行方を追っていたが、その中にあったクレジットカードが、同市郊外のパラダイスで使用されていたことを発見した。またその購入履歴から、宝くじを購入していたこともわかったが、これが「かなりの金額の当たり」だった。
1日にこれを換金に来た、33歳の女性は賞金を受け取る代わりに、2件のクレジットカード窃盗と、5件の詐欺容疑で逮捕された。なお正確な当選金額については、明らかにされていない。
さらに、この女を換金所まで連れてきた46歳のドライバーも、免停中の運転、および無保険の車を運転していたことが判明したため、車を押収されてしまった。
2019年2月14日 第7号
最低気温零下30度、体感温度零下40度という記録的寒波に襲われたアルバータ州エドモントン市で、イスラム教寺院がホームレスのために、その門戸を開放した。
この寺院は、カナダで最も古いイスラム教寺院といわれている、アル・ラシード寺院。アルバータ州イスラム教対外関係協議会と協力し、午後6時から午前10時までをシェルターとして、極寒の夜を過ごす場所を求める人に提供することとした。時間中はボランティアが待機、訪れた人には温かい食事や寝具、その他必要なものが与えられる。