2017年7月1日、カナダは建国から150周年を迎える。これに向けて、カナダ国内では盛大に祝うための準備が数年前から進められており、カナダ政府は新しい国立歴史博物館の建設に大きな投資を計画しているなど、2017年は盛大な年になりそうだ。
ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市の西端に位置する広大なキャンパスを持つブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)。カナダでも歴史ある大学の一つで、多くの優秀な研究者を輩出してきた名門大学だ。
そのUBCの第15代学長にサンタ・J・オノ教授が就任した。2016年8月に着任、11月22日に就任式を終え、本格的に始動。日系二世のサンタ・オノ(小野三太)学長はUBC史上初の日系学長としても注目されている。
カナダで最も国際色豊かな大学のひとつとしても知られるUBC。昨年迎えた100周年から次の100年へ。コミュニティとのつながりを大事にしながら、あらゆる面でさらなる多様化を目指したいというオノ学長に話を聞いた。
2017年ビジネス界の現状と展望
イギリスのEU離脱ショックやアメリカ次期大統領に決定したトランプ旋風など、予想を裏切る事態が続出した2016年。明けて、2017年。不透明感漂い、何が起きるか…と不安を口にする人が多いなか、今の時代をどう捉え、どう乗り切るか…を読み解くため、グローバル経済の真っただ中で活躍する商社マンのカナダ三井物産バンクーバー支店長の佐野亨さんにインタビューした。
12月17日、バンクーバー日本語学校で毎年恒例のクリスマスパーティーが開催された。岡井朝子在バンクーバー日本国総領事、夫君の岡井知明氏、ジャン・ケリー・バンクーバー市会議員と来賓方、園児・児童・生徒と家族、先生方やボランティアも合わせて約350人が集い、創立110周年記念も兼ねた賑やかな会となった。