2016年12月22日 第52号
12月17日、バンクーバー日本語学校で毎年恒例のクリスマスパーティーが開催された。岡井朝子在バンクーバー日本国総領事、夫君の岡井知明氏、ジャン・ケリー・バンクーバー市会議員と来賓方、園児・児童・生徒と家族、先生方やボランティアも合わせて約350人が集い、創立110周年記念も兼ねた賑やかな会となった。
壁に飾られた創立110周年記念の作品。生徒たちの共同作業の賜物
園児・児童・生徒・先生・ボランティア・スタッフ、 全員の活躍で良き1年の締めくくりに
ステージでは、開会から閉会まで、司会は全て生徒会が務め、様々な学年の子供たちが歌やダンス、ピアノの演奏などを披露。こどものくにとキンダークラスの園児たちによるクリスマスソングや、最近流行りのPPAPを歌って踊る生徒も。後半にはサンタクロースが登場しプレゼントを子供たちに手渡す場面や、ドアプライズ抽選もあり、会場は大変な盛り上がりを見せた。また、ことしは同校の創立110周年記念ということもあり、ケーキカットが行われた。会場ホール内壁には創立を記念した生徒の作品があちらこちらに飾られた。
このパーティーのもう一つの見どころは、「キッチンママ」と呼ばれる保護者らが作るおいしい食事だ。夕食には照り焼きチキンとターキーが振るまわれた。先生方も一丸となり、開会前の会場案内から夕食の配膳まで協力して参加者におもてなしをした。
日本語学校では、単に日本語を学習するだけでなく、英語環境のバンクーバーにおいて、子供たちに日本語での楽しい思い出を1つでも多く作ってもらい、日本語を好きになってもらえるよう工夫を凝らした様々なイベントが行われている。
(取材 菅 昌絵)
サンタクロースから生徒の一人一人にプレゼントが手渡された
児童達も一緒に加わってチキンダンスはますますの盛り上がり
名物のチキンダンスを披露する先生と生徒会メンバー
岡井朝子総領事と夫君の岡井知明氏
ジャン・ケリー・バンクーバー市会議員。 スピーチの中でサンタに電話しているところ