2016年12月22日 第52号

 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市の公園やレクリエーションセンターなどを管理するバンクーバー・ボード・オブ・パークス&レクリエーション(バンクーバー・パークボード)の議長に14日、グリーン党マイケル・ウィービー氏が選出された。

 選挙により市民に選ばれた7人で構成される同委員会は、これまではNPA(ノン・パルティザン・アソシエーション)に所属する委員が4人、グリーン党2人、ビジョン・バンクーバー1人で、過半数を持つNPAから議長が選出されていた。しかし、今回はNPAから無所属となったエリン・シャム氏がウィービー氏支持に回ったため、グリーン党から初選出となった。

 ウィービー氏はボードの委員としては当選1期の35歳。「全委員と協力して委員会を進めていきたい」と意気込みを語った。

 当面の問題は、バンクーバー水族館でのクジラやイルカなどのクジラ類の保有の是非と、市内のレクリエーションセンターの共同管理体制の解決となる。

 バンクーバー水族館については、今年11月に2頭の白イルカが相次いで原因不明で死亡。水族館でのクジラ類保有の是非に再び脚光が当たっている。

 

2016年12月22日 第52号

 世論調査会社アンガス・リードは16日、12月に調査したジャスティン・トルドー首相の支持率が55パーセントに下落したと発表した。昨年10月に自由党が勝利して以降では最も低い支持率。前回9月の調査では65パーセント。3カ月で10パーセントも下がった。

 それでも依然として歴代首相や野党党首よりは高い支持率を維持している。野党第一党保守党ローナ・アンブローズ暫定党首の支持率は35パーセント、新民主党(NDP)トム・マルケア党首は43パーセント。

 トルドー首相の支持率がこの3カ月で10パーセントも下がった理由として、経済、外交、健康保険、安全保障などの政策に不満がある人が増えたことをあげている。さらに、中国系カナダ人富裕層のパーティに出席していたことや、高額寄付金を支払った富裕層支援者らが自由党閣僚との接触できる機会を得ていたことなど、金銭に関わる倫理観を問われる行動が発覚したことや、11月に承認したパイプライン建設計画に対しブリティッシュ・コロンビア州の反対派を中心に反発が起こったことなども影響しているとみられている。

 

2016年12月22日 第52号

 メジャーリーグサッカー(MLS)は10日、オンタリオ州トロントで決勝が行われ、延長戦でも決着がつかずPKにもつれ込んだ一戦はシアトル・サウンダーズFCがトロントFCを下し、今季MLS優勝を飾った。

 MLS史上初めてカナダのチームが決勝に臨んだ。東カンファレンス決勝でモントリオール・インパクトを下したトロントFCは、西カンファレンス4位から勝ち上がったサウンダーズとの対戦となった。延長戦を終え120分間の戦いでも両チーム譲らず無得点のまま決着はPK戦へ。トロント5人目のモローが外し、サウンダーズのトーレスが決めるとPK5‐4でサウンダーズの優勝が決まった。

 トロントの遠藤翼は出場機会がなかった。観客動員数は3万6045人。

 

2016年12月22日 第52号

 カナダ統計局は14日、第3四半期の1世帯当たりの可処分所得に対する返済負担率は166・9パーセントと過去最高になったと発表した。

 これは可処分所得1ドルに対して1・67ドルの借金を抱えることを意味する。第2四半期は166・4パーセントだった。  世帯が負う借金の総額は2兆4億ドルに膨れ上がり、うち住宅ローンが65・5パーセントを占めている。

 世帯の借金がここ

まで膨れ上がった要因を統計局は、長年にわたる低金利政策と高騰する住宅価格が、国民を借金に追い込んできたのではないかとしている。統計局によれば、所得の上昇率は1パーセントなのに対し、世帯の借金額は1・3パーセント上昇しているという。

 カナダ銀行はこれまで何度となく膨れ上がる借金額に対し、仮に住宅価格が急落するような事態が発生すれば、カナダ経済に大きな影響を与えると以前から返済負担率の上昇に警鐘を鳴らしている。

 

2016年12月22日 第52号

 オンタリオ州トロントのディスカウント店、オネスト・エド。同市ブロア通りとバサースト通りの角にあり、店の外壁を埋め尽くす電飾で有名な店だが、今年末でその66年の歴史に幕を閉じる。

 同店をさらに有名にしていたのは、バースデーケーキやホットドッグなどが無料で振る舞われる、創業者エド・マービッシュさんの誕生日を店全体で祝うバースデー・パーティーや、サンクスギビングやクリスマスに無料で配られるターキーだった。

 クリスマス・ターキーの無料配布は30年近く続いてきた。オネスト・エドの閉店とともに、この恒例行事もなくなってしまうかに思われたが、この伝統を受け継ごうと決めた近所の事業主らが、今年のクリスマス・ターキーを17日に無料配布した。

 この事業主は、不動産業のフリーマン・リアル・エステートと、学習塾のスピリット・オブ・マス。この日のために504羽、重さにして4トンあまりのターキーを購入した。

 1972年に、バリー・フリーマンさんがこの場所で開業したフリーマン・リアル・エステート。現在は息子のエルデン・フリーマンさんが社長を務めるが、一家はこの45年間コミュニティとともに歩んできたと取材に語り、またオネスト・エドの行ってきたこの伝統は正しいことであり受け継がれるべきだと、クリスマス・ターキーを始めた理由を述べていた。

 無料配布は正午から始まった。最初の年ということもあり出足は鈍かったものの、たまたま通りがかって配布のことを知った人などが集まり、次第に行列が長くなっていった。氷点下の気温の中、フリーマン・リアル・エステートから寄付を受けているセント・アルバン・ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブと、スピリット・オブ・マスの子供たちが、並んでいる人にコーヒーやキャンディ・ケーンを配っていた。

 

 

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