2018年6月28日 第26号

 ブリティッシュ・コロンビア州ローワーメインランド地区の公共交通機関を運行するトランスリンクは25日、同州バンクーバー市を出発する夜間バスの運行を試験的に改善するプロジェクトを発表した。

 それによると、同市中心部を出発する10路線の夜間バスはすべて、照明の行き届いた統合バス停(グランビル通りと西ジョージア通りの交差点角)が始発となり、バンクーバー市内のほか近郊都市(バーナビー、サイモンフレーザー大学方面、コキットラム、ノースバンクーバー、リッチモンドおよびバンクーバー国際空港、サレー、ブリティッシュ・コロンビア大学方面)に向け出発する。そのうちの3路線は鉄道路線(エキスポライン、ミレニアムライン、カナダライン)のルートに沿う形となる。最終バスの出発時間は路線によって異なるが、午前3時9分から午前5時9分の間となり、それまで20分から30分間隔で運行される。

 グレゴール・ロバートソンバンクーバー市長も、市民が夜間でも安全に家路に着けることは、都市の活性化のカギとなるとコメント、トランスリンクの取り組みに謝意を表している。

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。