第6回「日系祭り」(メディアスポンサー:バンクーバー新報)が、9月1日(土)、2日(日)の2日間、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館で開催された。参加者は、昨年を上回り14,000人(日系センター発表)。天気も良く、木陰には涼し気な風もそよぐ格好の祭り日和であった。ファーストネーションが伝承する歌と太鼓の音色でオープニングセレモニーが開催。あいさつに立ったバンクーバー日本国総領事館の多田雅代首席領事は、「関係者の皆さまの情熱と努力で、第6回目の日系祭りの日を迎えることに敬意を表します。今年は、総領事館としまして、外務省の『日本ブランド発信事業』の一環で、伊賀流忍術継承者の知之助さんをお招きしました。日本文化をよりいっそうご理解いただき、日系祭りを存分にお楽しみいただきながら、カナダとの友情をさらに深めていただきたい」と述べた。この言葉を受け、バーナビー市のデレク・コリガン市長は、「バーナビー市は、日本の釧路市と姉妹都市として50年を超える友情を深めてきた。この日系祭りは、BC州、バーナビー市の文化として根付いて来たように思います。今日は、市の職員も参加しておりますので市へのご要望など、お気軽に声をかけ、ご相談ください」と、友情の深まりをたたえてくれた。

ナイアガラの滝というと、日本の地理の授業で誰もが一度や二度は、聞いたことがあるだろう。また長年カナダに住んでいる人なら、友達や両親から「カナダに遊びに行ったらナイアガラの滝にも行ってみたい」と言われたことがあるだろう。記者にとってもカナダに住んでいる限り絶対に行っておきたい場所の一つであった。そしてそれを実現させたのだが…

ナイアガラの滝は、そんなに大きくなかった。前もって調べれば、ナイアガラの滝の高さなんて、誰にでもわかる話なのだが、それでもインターネットで掲載されている写真やレビューなどから、グランド・キャニオン級の絶景地から凄まじい量の水が落ちて来るのを想像していた。でもそんな期待が裏切られたと感じたのは、記者だけではなかったようだ。「期待はずれの海外人気観光スポット」にナイアガラの滝が度々登場するのは、それを裏付けている。本紙では、ナイアガラの滝の本当の姿を紹介したい。

ハープが奏でる『さくらさくら』。オペラから抜粋のピアノ曲。6月20日に亡くなったコンラッド・アダムズさん(享年89)追悼コンサートが8月18日、ブリティッシュ・コロンビア州ウエスト・バンクーバー市内のセント・スティーブンス聖公会で開かれ、約100余人が参加した。

ひとことに“ミュージシャン、ブライアン・アダムズの父”と言ってしまえばそれだけだが、思いやり、音楽への深い愛を持った人だったことが浮き彫りにされ、演奏家たちが感謝を込めて、思い出とともに心のこもった音を天に向かって届けた。

2018年、夏のアニメレボリューションは、8月3日から8月5日まで、バンクーバーコンベンションセンターで開催された。アニメファンには、一年で最も大きな楽しみの一つだ。スカイトレインのウォーターフロント駅からコスプレに身を包んだアニメファンが行列をなす。年に数回行われるアニレボの中でも、夏は一番規模が大きく、スタッフ、ボランティアを含めると、7万人がこの会場に集う。コンサート、コンテスト、ワークショップ、アニメグッズの買い物など、思い思いに楽しむことができる。

バンクーバーの夏の風物詩ともいえるパウエル祭が、8月4日、5日の2日間にわたって開催された(メディアスポンサー:バンクーバー新報)。昨年の約1万7千人を超す来場者が訪れ、まぶしい夏の光の中で祭りの雰囲気を楽しんだ。

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