先月、オーストラリア政府よりワーキングホリデービザでの滞在期間が最長2年間から3年間に変更されると発表があった。(2018年11月5日)今までもワーキングホリデーをはじめとする各種ビザ要項の細部が変更されることはあったが、これほど大きな変更は世界的にも例がない出来事であり、日本のテレビでも取り上げられるなど大きな注目を集めた。今回は、2019年からの動向が注目されているオーストラリアとカナダのワーキングホリデーについて解説していく。

12月9日、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市内のUBCチャンセンターでバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ) の演奏会が開かれた(メディアスポンサー:バンクーバー新報)。世界的に知られるバッハ演奏の第一人者、鈴木雅明氏が創立したBCJ は、国内外でバッハの宗教曲を中心とした演奏活動を行い、高い評価を受けている。

待望のバンクーバー初公演に駆けつけたのは約1100人。カリスマ性たっぷりの鈴木氏の指揮によるBCJ の演奏会は、歓迎の拍手で始まり、スタンディングオーベーションとともに成功裏に終わった。

師走に入る直前の11月30日、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー・ダウンタウンのパブリック図書館で、建友会主催の消費者対象のセミナー(メディアスポンサー・バンクーバー新報)が、「健康は住宅から」と題して開催された。第1部は、伊藤公久さん(プロフェッショナル・エンジニア)の講演で、住宅の室内空気の汚染の現実、シックハウス解決策、ビルディング・エンベローブのテクノロジー、換気システムなど、健康で快適な住宅へ向けた解決策を解き明かした。第2部は、この問題をさらに深く探求するべく、パネルディスカッションが行われた。パネラーは、理学博士の高久英輔さん、呼吸器内科・医学博士の吉川純子さん、建築家の廣田瑛太郎さん。それぞれの専門分野から『健康は住宅から』のテーマを掘り下げた。

住宅という普遍的なことに、“健康”というアングルからメスを入れた講演には、少し恐怖すら感じる、まったく新しい気付きを呼び起こした。一般の生活者にとっても、建築関係者にとっても『心得ておくべき知識』で、これからの住まいづくりへの啓蒙活動でもあった。2時間半に及ぶセミナーだったが、“もっと時間を”というのが、約40人の参加者の一様の思いであった。

きらめくイルミネーションで華やぐ街。あちこちで聞こえるクリスマスソング…。心がウキウキする時期の到来だ。 クリスマスマーケットやイルミネーションといったクリスマス関連のイベントを紹介しよう。

カナダで冬を越す日本人にとって、今の時期、一番欲しい日本のアイテムといえば、こたつが上位に上がるだろう。だが、こたつを日本から購入しようと思っても、送料の方がこたつ本体より高かったり、カナダのネットショップでは全く同じこたつが、日本では半額以下で販売されているので、なかなか購入するのを渋ってしまう。(日本で一万円もしない格安こたつが、カナダのネットショップでは$500で売っていたりなどという話も…)どうしたら満足のいくこたつが、満足のいく値段で入手できるのか。そんなところ、こたつ取替えヒーターさえあれば、安くて簡単にこたつが作れてしまうという情報を入手した。これは挑戦するしかない!我が家でも不器用な大人が二人して、こたつを作ることに成功した。本紙ではカナダにいながら、こたつを作る方法を紹介する。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。