シンガーソングライターとして数々のヒット曲を持つ大江千里さんが、ニューヨークを拠点にプロのジャズピアニストとして活動を始めて約10年になる。今回、演奏のために訪れたワシントン州シアトルで「行ってみたい」と希望したのが、ここバンクーバーだった。日帰りで訪れた当地で、本紙独占インタビューに応じてくれた。

2月24日、BC州日本語教育振興会(JALTA)主催の第21回「お話発表会」が、バンクーバー日本語学校並びに日系人会館で行われた。JALTA加盟校11校から選抜されて発表する生徒数は、小学科と基礎科を合わせて26名。一人あたりの発表時間は、低学年2分以内、高学年3分以内と定められていて、その中に自らの思いのうちを巧みに入れて作文し、発表するのは決してたやすくはないはず。この発表の場を乗り切った後の生徒は、自信につながり、大きく成長することだろう。

雨が多いだけでなく、近年雪とともにますます寒さの増すバンクーバーの冬。そんな時期、やはり人気があるのは自宅で楽しめるレンタル映画。最近は映画館のレンタル・販売の回転が早く、まだシネマ上映している映画も既にレンタルとしてでてきている。今回は昨年プレミアされた作品を主に紹介したい。

凍てつく寒さが続いていた2月5日、日本の専修大学から海外日本語教育実習の一環として、同大学文学部日本語学科の王伸子教授をはじめ5人の研修生が、バンクーバー日本語学校にやって来た。研修テーマは「異なる文化背景の人に、どうすれば、日本語、日本文化に親しんでもらえるか」…この一行の中に、相撲部のキャプテン戸田隼介くんが加わっていた。

カナダではあまり知られていないが、日本の伝統文化でもある大相撲について実演まじりの講座が開催された。「まず、日本に興味を持ってもらうきっかけにしたい」と、ひと肌脱いで、熱い講演を披露した。

現在、首都オタワとその近郊で、冬の風物詩として有名なウィンタールードが行われている。今年で、第41回目となるウィンタールードは、2月1日〜18日までの3週間。マイナス30度まで下がる極寒の冬を祝う本フェスティバルでは、氷の彫刻コンペや、世界一の長さを誇るリドー運河での屋外スケートリンク、またスノーフレーク王国など、見どころがたくさんだ。本紙は、オタワの誇るウィンタールードを紹介する。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。