2019年1月31日 第5号
ウィスラーというと、スキー場が有名でスキーヤーやスノーボーダーだけの場所と思われがちだが、実際には他にも楽しいアクティビティがある。犬ぞり、スノーシューのハイキング、ジップトレック、スノーモービルなどが楽しめる魅力的なスポットがたくさん!
そこで、世界中の観光客を虜にするウィスラーの冬のアクティビティ&オススメ・スポットを紹介しよう!
ちょっとビレッジを飛び出せばこんな美しい冬景色に出合えるウィスラー。スキー、スノボをしない方も十分楽しめる!
犬ぞり Dogsled
Blackcomb Dogsled
Phone: 604-932-6681
Fax: 604-932-8410
E-mail: This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
Office: 4050 Whistler Way, Whistler, BC
映画のシーンなどで見たことがあるだろう。犬たちが協力し合いながら私たちを好きなところへ運んでくれる。いかにもカナダ!という感じのこんな素敵な気分を味わえるアクティビティが、Dogsled(ドッグスレッド)だ。所要時間は、およそ2時間半。料金は、一人$229。そりには大人二人乗ることが可能だ。お子さんがいる場合は、一人まで追加可能で、その場合の追加料金は$99。出発時間は、9:30am、11:00am、12:30pm、2:00pm、3:30pmなど選べるようになっている。
ただソリのコマンド(指揮)に任せて乗っているだけでなく、自分でドライブさせることもできる。およそ8匹のワンちゃんたちが、あなたの掛け声と共に力を出し合って雪の高原を駆けていく。スキーやスノーボードなどでは得られないような、すばらしい感動体験を味わうことができるだろう。
ドッグスレッドの会社はいくつかあるが、ウィスラービレッジのヒルトンホテル内にオフィスを構えるBlackcomb Dogsledが有名でオススメ!
犬ぞりを行うときに気を付けたいのは服装とシューズ。ニット帽やグローブなど暖かい服装で行くこと。また、シューズも雪の上を歩けるような長ぐつなどを履いて行こう。
スノーシューイング Snowshoeing
スノーシューイングは、気軽に自然の山をハイキングできる魔法のアイテム。普通のシューズでは埋もれてしまって、一歩あるくだけでも大変なのに、スノーシューがあればスイスイ雪の上を歩くことが可能だ。ウィスラーのローカルたちの間では、気軽にスノーシューイングを楽しんでいる人も少なくない。子供たちもパパやママに連れられて、ウィスラー周辺の湖がある散歩コースなどで楽しんでいる。ウィスラービレッジ内の散策だけでなく、もっと遠くへ行き、よりネイチャー気分を味わえるのも、このアクティビティの魅力だろう。
ウィスラーの地理にくわしくなくて、ガイドの方にお願いしたいという方は、ウィスラースキー場で運営しているツアーに申し込むことができる。その他にもウィスラー周辺にはスノーシューイングのツアー会社がいくつかあるのでそこで申し込むことも可能だ。ウィスラー周辺の散歩コースではなくバックカントリーに行く方は、雪崩の危険もあるので必ずガイドにお願いすること。料金は各会社のコースによるが、例えば、The Adventure Group社による最も気軽なコースNatural Mysticコースは、所要時間が1時間半で費用は、$99.99となっている。
スノーモービルツアー Snowmobile Tours
モーター好きの方にオススメは、雪山にある車一台ほど走れる幅の林道を走っていくスノーモービルツアー。バックカントリーのブランディワインというエリアを2時間ほどドライブすることが可能だ。
ツアーの中には、エキストラで食事付きのコースや、さらに満月を楽しみながら夜のスノーモービルツアーを楽しめるというユニークなものもある。料金は$159〜。
ジップトレック Ziptreck
ウィスラーの峡谷に架けられた1本のケーブルにぶら下がり、身体にハーネスを付けて一気に渡るジップトレックは、ウィスラーで最もスリルが溢れるアクティビティとして有名。高速道路で走る車のようなスピードで駆け抜けていく。度胸がある方はぜひ試してみよう! ジップトレックは、夏のウィスラーのアクティビティというイメージも強いが、冬も営業中だ。気になる料金の方は、ツアーコース内容でも変わるが、$129〜。
オリンピックパークでロマンチックなスケーティング
ウィスラービレッジとノースビレッジの間にあるオリンピックパークには、冬場だけ営業しているスケートリンク場がある。きれいなイルミネーションの下、スケーティングしたらかなりロマンチックな気分になりそう。カップルならさらに距離を縮めるきっかけに!?小さなお子さんなどご家族で気軽に楽しむこともできる。スケート靴がない方は、$6でレンタルもできる。
オープン時間が午前11時から午後8時半だが、メインテナンスが1日に2回入り、その1時間ほどは滑ることができない。
(取材 飯田房貴)
犬たちのエネルギーを感じながら、カナダの美しい冬景色を楽しめるプライスレスな経験!(Photo: Kamal Joshi)
犬好きにはたまらない犬たちとのふれあい。一生の思い出になるだろう
どこにも行けない雪山だけどスノーシューがあれば、自分の力でどこにでも行ける!(Photo: Greg Rakozy)
ガイドにお願いしてツアーに参加すれば、素晴らしい雪山の景色を堪能できるところを案内してもらえる(Photo: Dino Rechmuth)
バックカントリーを爽快に駆け抜けるスノーモービルツアー (Photo: Destination Canada)
雪山を猛スピードで駆け抜けていくスリル満点のアクティビティ (Photo: The Adventure Group)
こんな美しいところでスケートができる! 使用料は無料 (Photo: Tourrism Whitsler Justa Jeskova)