毎年恒例のバンクーバー国際ダンス祭(VIDF)がバンクーバーのさまざまな会場で開催される。VIDF芸術監督のバーバラ・ブールジェさんは、「今年は、皆さんがビックリするほどの文化的な経験を出演者と共有して頂けたら本望です」と語った。カナダ国内のグループの他、中国、アメリカ、日本、ドイツ、スペインで活躍している13団体が出演する。
バンクーバー・プレイハウス(以下VP)の他、メイン会場のラウンド・ハウス・パフォーミング・センター(以下RHPC)では、アート作品の展示と写生会も予定されている。
RHPCでVIDFの会員になると(会費$3)、ダンス祭期間中のRHPCでの会員向け公演を無料で鑑賞できる。また、ハーバー・ダンス・センターでは、ダンサー向けクラスを含む5つのワークショップが催される。詳しくはウェブサイト(www.vidf.ca)を参照のこと。
やる気は起こさなくていい? マツダミヒロさんに聞く
「質問されてそれに答える瞬間がすごく好きなんですね。自分の中でシフトチェンジが起こっていくんです。魔法にかかったように変化が起きる。それを究めたいと思ったんです」と現在の活動を始めたきっかけを語るマツダミヒロさん。夢をかなえたい、子どものやる気を引き出したい、ビジネスの売り上げを上げたいさまざまな願いを持った人たちに向けて、マツダさんはその願いに即した「しつもん」を投げかける。各自が「しつもん」に答えることで、気づきや取るべきアクションを自ら発見していく。
憧れのオーロラ
2013年−14年は旅行業界では『オーロラ当たり年』だと言われている。大きく動きのあるオーロラ『Aurora break-up』が高確率で出現しており、ほぼ毎日のようにオーロラが観測されているようだ。本紙では、(以下アルファベット順)HIS、IACE,メープルファンツアーズ、スカイランドトラベルの4社の旅行会社の協力を得て、オーロラ鑑賞のノウハウについて紹介したい。
ワイナリーやグルメ、アウトドアや湖畔のホリデーなど、リゾート地としてすっかり定着したオカナガン。今回はBC州南端のオソユースから北へ向って散策した。
2013年9月26日、アルバータ州カルガリーのサザン・アルバータ・ジュビリー・オーディトリウムでのシーズン初のバレエ公演『蝶々夫人』は2000人以上の観客を動員し、大盛況だった。また、11月3日にBC州オカナガン地域のバーノン・アンド・ディストリクト・パフォーミング・アーツ・センターで同団による公演、『ファンブリング・トゥワーズ・エクスタシー』が開催された。この演目はカナダ人の歌手、サラ・マクラクランの楽曲に振り付けが施されたもの。750席を埋め尽くした観客は、ダンサーの躍動感溢れる踊りに感嘆の息を漏らし、フィナーレでは大喝采がなかなか鳴り止まないほどだった。現在、35人のバレエ・ダンサーを抱えるアルバータ・バレエに所属し、活躍する5人の日本人ダンサーに話を聞いた。