そんなメッセージを自転車に乗せて、カナダ12,500km横断!

この旅を成し遂げたのは、宮城県仙台市出身の中内善和(よしかず)さん30歳。2012年6月20日から11月10日までの144日間を自転車での一人旅。“ワーホリ”の終わりの記念に「ふるさと東北のために、何かを…」ということが出発点。これに共感したのが、彼が働くバンクーバーの「Tojo’sレストラン」の東條社長。社長を中心に幅広いネットワークの、さまざまなサポートを得て12,500kmの自転車旅を達成した。

ジャパニーズ・カナディアン・ウォー・メモリアル・コミッティー主催

被災体験者を囲んだ座談会、開催される。

東日本大震災から1年半を過ぎ、マスコミで報道される機会もめっきり減った。あの熱気をおびたような支援の動きも、今はなぜか心細いような今日この頃。
宮城県仙台市で被災した高橋エツコさんを囲み、「今一度、心引き締めよう」、「その体験から得られるものが…」という趣旨の座談会が3回シリーズで開催された。体験談に質問、意見の数々を要約した。場所はCANADA WATTのオフィス。参加したワーキングホリデー、留学でバンクーバーに滞在中の若者の胸を熱くした。

10月20日、バーナビー市の日系センターで子供を対象とした寿司教室が開かれた。開催したのは、日系すし教室の近江孝之さん。参加費として集められた収益は全額、昨年の東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付される。

<第3回>少林寺拳法北米大会、開催。

今や、世界36カ国、述べ170万人の修行者がいる少林寺拳法。第3回北米大会が、9月2日、カナダBC州ノースバンクーバーのキャピラノ・ユニバーシティで開催された。カナダ、アメリカ在住の拳士130人が集結。日頃の鍛錬ぶりを披露した。なかでも、「子ども拳士」の凛々しく、はつらつとした姿が印象的であった。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。