幅広いネットワークの構築を目指す日加商工会議所
第9回年次総会では、今年二年目の会長を務める上遠野和彦氏の開会挨拶と報告に続いて、理事紹介、会計監査報告、メンバーシップレポート、行事報告、政策についての報告などがあった。
日加商工会議所は、カナダ社会や他のビジネスコミュニティとの絆を深め、幅広いネットワークを構築することで、会員のビジネスの成功に貢献している。上遠野氏は挨拶の中で、1908年のロンドン五輪と開催中のロンドン五輪に触れ、世界中のアスリートが集結する五輪は、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集まるカナダに通じるところがあると語った。そして、どちらにおいても、一人一人の情熱と努力こそが大きな目標の達成につながり、今後も会員一人一人と力を合わせ、カナダの企業やビジネス団体と協力関係を築いていきたいと上遠野氏は締めくくった。
また事務局長の小松和子氏は、来年10周年を迎える日加商工会議所のこれまでの活動を振り返り、「会員の声を活かした、会員のための商工会」であり続けることが重要だと語った。
今年度は、天野美恵子、大竹加代、上遠野和彦、小松和子、白木真知子、新川宏巳、ビクター・ツァオ、津田佐江子、中谷陽里、橋本典枝、藤井ライアン、別所ビル、堀田直人、宮坂まり、ミラー薫(敬称略)の計15名の理事で運営される。

日本を取り巻くエネルギー事情 —カナダとの関係—
年次総会に続き、JOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)バンクーバー事務所長の辻本圭助氏の講演が行われた。「日本を取り巻くエネルギー事情―カナダとの関係―」と題して講演した辻本氏は、震災・原発事故を踏まえた新しいエネルギー政策を模索する日本と、エネルギー資源に恵まれてはいるが課題にも直面しているカナダの関係についてわかりやすく説明した。

懇親夕食会は屋外で和やかに
夏は夜遅くまで日が沈まないバンクーバーの特徴を活かして、懇親夕食会はホテルの中にあるガーデンで行われた。ビュッフェ形式のディナーの後には、豪華な賞品が当たるドアプライズもあり、参加者は賑やかな夏の夕べを楽しんだ。

 

(取材 船山祐衣)

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