5月24日、バンクーバー市の隣組で日加ヘルスケア協会の座談会が開かれた。今回の講師は、近畿大学農学部食品栄養学科の専任講師であり、管理栄養士でもある明神千穂氏。シニアの身体状況の変化に合わせた、食事のとり方や調理法などをわかりやすく説明した。さまざまなデータを紹介するほか、自身の経験や考えを盛り込んだ話に、約30人の参加者は引き込まれ笑いに包まれた楽しい講義となった。ここに概要を紹介する。
宇治の水、大地、風とともに 美味、変わらず858年 そして今…
京都の南東部、醍醐山地を背景に、宇治川の豊かな水の流れと土壌が、おいしい茶葉を育てる絶好の地。宇治は、銘茶の里として知られる。ここ宇治川に架かる宇治橋のたもとで1160年(永暦元年)に創業した茶屋「通圓」は、現在まで858年間、変わることなく道行く人に一服の茶を振るまってきた。その長い商いの道程は「でしゃばらず、背伸びせず、ぼちぼちやっていくこと」が信条という。また、 “一子相伝”の家系を頑なに守ってきた。 今年の春には,23代目当主通円亮太郎さんが旭日単光章を受章した。 そして今、長女の通円悠花さんが1992年にカナダへ留学したことで、新芽が芽吹き出した。
5月17日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市にある、ロバート新見日系ホーム内の健康ウェルネスラウンジで、健康トークが開催された。日系シニアズヘルスケア&住宅協会(日系シニアズ)と日加ヘルスケア協会の共催で、今年から来年にかけて全4回行われる予定。今回はその第1回目となり、自宅で受けられるケアについての説明があった。約40人の参加者が熱心に話に聞き入っていた。(メディアスポンサー:バンクーバー新報)
4月25日、バンクーバー市にある法律事務所Lindsay Kenney LLPのオフィスにて、日本・カナダ商工会議所が主催する、委任状、遺言、事前指示書などについてのセミナーが開かれた。参加者は約10人ということで、質疑応答や意見交換などが活発に行われ有意義な会となった。
自ら意思決定を行えなくなった場合や死後に備えて、医療ケアや遺産相続などに対する希望をあらかじめ文書化しておくことは大切だ。「心の安心のための保険」とでもいうようなアドバンスプランニングについて、弁護士のゲイリー・マトソン氏と悠治・マトソン氏が説明した。
4月11 日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館でコスモス・セミナーが開かれ、会員ほかゲストを含む75 人が参加。会員の青山清志さん・青山敦子さん夫妻が、9年過ごしたプリンスエドワード島(PEI)の魅力について語った。