突然自分が倒れて意識不明になり、心臓が止まってしまったとき、蘇生のための心臓マッサージを受けたいか、呼吸器につながれたいか。誰が意思決定をするのか。

自分が判断能力を失った際の医療看護に役立つのが事前の意思表明。それは医療看護関係者のみならず、家族や周りの人たちにとっても大きな救いとなる。

その意思表明の準備のために行われたのが、バンクーバー市の隣組での「アドバンス・ケア・プランニング」のワークショップである。第1回の1月25日には、幅広い年代の40人が参加した。

 

1月30日、バンクーバー市のコーストプラザ・ホテル&スイーツにて、企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)の年次総会が開かれ、2016年度の活動・会計報告のほか、2017年度の理事選出や予算などの報告が行われた。その後は、バンクーバービジネス懇話会との共催による新春懇談会が開催された。

 

ビームスの目で選んだ 日本のいいもの・ことを世界に日本の若者ファッションをリードしてきた「ビームス」が、日本を発信する「ビームス ジャパン」を昨年オープン。新宿にある地下1階、地上7階のビームス ジャパンには、ビームスが選び抜いた「ジャパン」がたくさん詰まっている。

そのビームス ジャパンが、今回、バンクーバー市ダウンタウンのフェアモント・パシフィック・リムで1月27日から開催されている展示会「ジャパン・アンレイヤード」に、ポップアップ・ストア(期間限定店)をオープン。ビームスの目で選んだ日本のいいものを紹介している。

今回は『ジャパン・アンレイヤード』のオープニング参加のためにバンクーバーを訪れたビームス代表取締役社長、設楽洋氏に話を聞いた。

 

日本文化を紹介する展示会「ジャパン・アンレイヤード(Japan Unlayered)」が1月27日から開催する。会場となるバンクーバー市ダウンタウンのウォーターフロントにあるフェアモント・パシフィック・リムでは、玄関ホールから2階ロビー、さらには併設するGiovane Caféにまで『JAPAN』が広がっている。

展示会を手掛けたのは、日本を代表する建築家の隈研吾氏と、同ホテルを手掛けオーナーでもあるバンクーバーに拠点を置くデベロッパーのウエストバンク社、それとピーターソン社。

アンレイヤードとは、層となっている(レイヤードしている)構造を一つひとつ解体していくこと。幾重の層にもなっている日本文化を、一つひとつ解体するように紹介することが今回のテーマ。触れる、味わう、見る、聞く、香るという五感を通して、伝統的で現代的な日本文化を楽しんでもらいたいという思いが込められている。

今回参加しているのは、MUJI(無印良品)、BEAMS JAPAN、櫻井焙茶研究所、ミシュラン2つ星レストラン分けとく山。そして、「和の大家」と呼ばれ日本のレイヤリング哲学を取り入れてきた隈氏の建築デザインを紹介することにより、衣・食・住で日本文化を紐解きながら紹介している。

 

家の向いに建つ長老教会。聞こえてくる賛美歌の歌声は幼い少女の心を捉えていた。それから70数年。声楽を指導し、46年間合唱団さくらシンガーズを率いてきたルース鈴木さんの心の中には いつも歌がある。2016年12月22日に傘寿を迎えた鈴木さんに、音楽と共に歩んだ人生を語ってもらい、つねに前向きな姿勢を支える信条を探った。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。