津軽三味線奏者の山口ひろしさんとパーカッショニストの石川智さんが、バンクーバー在住のギタリストの中島有二郎さんと共に「Kizuna」というバンド名で、バンクーバーなど3カ所でコンサートを開催した。

4月8日と9日のSakura Days Japan Fair(バンクーバー市バンデューセン植物園)では2日間で3ステージに出演。8日の1回目のステージでは、雨のため山口さんは三味線を出すことができずボーカルとして参加した。山口さんは「4歳で初舞台を踏んで長くやってますが、歌での出演は初めてですね。大雨の中、歌で出演とは『人生いろいろあるな』と勉強になりました」と笑って話した。同日2回目のステージでは、意を決して三味線で演奏に参加。実は山口さんは袴姿でステージに立つことになっていたのだが、この日は雨のせいでそれもままならず。9日は天気も回復して、やっと通常のステージが展開できた。

 

今年もカナダセブンズは大成功で幕を閉じた。3月11日、12日にバンクーバー市BCプレースで開催された7人制ラグビー男子トーナメント「HSBCワールド・ラグビー・セブンズ・シリーズ2016‐2017」。世界10都市で開催され、カナダ大会「カナダセブンズ」としてバンクーバーで行われるのは昨年に続き2回目。今年は日本代表もコアチームとして参加し、16チーム中14位だった。

 

3月23 日、隣組の主催による「和食のテーブルマナー~お箸の所作を学ぶ」というタイトルで、福本衣李子さんによるワークショップが行われた。福本衣李子さんは日本に帰国のため、今回の講座がバンクーバーでの最後の講習会となった。この日は箸の歴史や種類、扱い方を中心に、美しい所作で和食をおいしくいただくためのテーブルマナーを、実践を交えて学んだ。

(取材:早風 美樹)

 

4月12日、ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館で、「これで貴方もワイン通?」というタイトルのコスモス・セミナーが開催された。講師は岡井知明さん。

ワイン好きが高じ、東京と大阪で数軒のワインレストランの経営に参画し、多くのソムリエに活躍の場を提供してきた。同時に自身の舌も年月を重ね熟成させてきたその人が、「ワインのうんちくを語りながら、プロをもドキリとさせるコツ」を紹介した。今回のセミナー受講者は、68名。興味津々の話、笑いに誘われながら、ワインをさらに楽しめるコツ満載のセミナーだった。

 

海王丸が、今年の5月3日にブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市のスティーブストンに来訪します。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。