11月24日より、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市のグランビル・アイランドにあるWaterfront TheatreにてDeb Williams監督による「Bad Hats Theatre's Peter Pan」の上演が開始された。初日の24日に記者は観賞したが、当日はたくさんの大人や子どもで賑わい、224席の会場は満員となっていた。ショーはストーリーが朗読されながら進んだことや、ミュージカルシーンがたくさん組み込まれていたことから、最初から最後まで大変理解しやすく、ワクワクした時間を過ごせたという人が多かった。また、ショーの後には、観客から役者への質問コーナーが設けられ、ショーに魅了された子どもたちは次々と質問をし、大いに盛り上がりを見せた。

バンクーバーがこの冬一番の寒さに見舞われた12月1日。グランドにはサッカーボールを追いかける子どもたちの元気な姿があった。その中心に現在北米で活躍する日本人プロサッカー選手たちがいた。

ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市フォーティス・スポーツ&ヘルスで開催された「Sea to Skyサッカークリニック2019」。元MLSバンクーバー・ホワイトキャップス小林大悟選手(現USLバーミンガム・リージョンFC)、NWSLシカゴ・レッドスターズ永里優季選手、MLSトロントFC遠藤翼選手が参加。子どもたちと一緒にシーズン中とは違う楽しい時間を過ごしたようだ。

11月23日、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーのダウンタウンにあるHoliday Inn Hotel & Suites でJETゴルフクラブの納会が行われた。この会にはJETゴルフクラブ会員だけでなく、バンクーバーにあるゴルフ場関係者やJETゴルフクラブを支持するスポンサーなど、合わせて約40人が参加した。

今年もブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーのレンフリューパーク・コミュニテイーセンターでウィンズクワイアのコンサートが行なわれた。

ランチのあと、デザート代わりにコンサートを楽しんでもらおうと、「デザートコンサート」と名付けて、すでに何回もこのコミュニティーセンターで行なわれている。

東京都荒川区所在のアートギャラリーOGUMAGで11月1日、一写入魂フォトグループの共同写真展『4 Way Street ―カナダの4人の日系写真家作品展』のオープニングレセプションが行われた。出展した写真家は中村"Manto"真人、サミー高橋、松本守隆、山嵜智世の4人。皆、オジャ後藤えむが主宰するウェブマガジン“Cradle Your Sprit!”の定例コンテンツ「一写入魂」に写真を寄稿する中心メンバーである。バンクーバーでは毎年写真展を開催しており、東京での共同展は2016年に次ぎ、2回目となった。オープニングレセプションには4人の写真家たちを知る友人たち、またバンクーバーに郷愁を抱く人や関心を寄せている人々約30人が会場を訪れた。その中には元在バンクーバー日本国総領事(現南スーダン特命全権大使)の岡田誠司氏と康子夫人、そして『バンクーバーの朝日』の著者、テッド古本氏の姿もあった。挨拶に立った岡田大使は南スーダンでは内戦がようやく終わり、いくつかの種族が国としてまとまろうとしているが、この写真展のように国と国との文化的な交流活動のできる日が早く来ることを望むと話した。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。