カナダで2018年10月17日に嗜好品としてのマリファナ(大麻)使用が合法化された。これまでも医療用としての使用は認められていたが、今回の合法化で誰でもがマリファナを購入、使用できることになった。
あれから2カ月以上が過ぎたが、これまでのところ特に大きな混乱や問題は起こっていない。アメリカではすでに州によっては合法化されているところもあり、北米ではマリファナ合法化の流れは今後も続くだろうともいわれている。
それでも国として合法化したのはカナダが世界で2番目。先進国では初となる試みに世界からも注目を集めている。
ただ初の試みということで分からないことも多い。今回はカナダのマリファナ合法化の概要と注意点などを紹介する。
—バンクーバーおよび日系コミュニティーの印象
「冬は雨が多いと聞いてましたが、着任後、意外と晴れている日が多かったですね。バンクーバーはきれいな街で、いいところに来たなと思っています。前にもお話したことがありますが、バンクーバーの人たちは親切で温かいなとも思いました。
日系人医師として活躍したDr.アーニー・ムラカミ。子供時代には収容生活を経験、一度は諦めた医師への道を、その情熱と恵まれた出会いにより成就し、医師としてブリティッシュ・コロンビア州で貢献してきた。
現在はその知識と経験を生かしてライム病患者の救済に尽力。世界中からDr.ムラカミの助言を求めてくるという。バンクーバーに来る人もいればオンラインで助言することもある忙しい毎日を過ごす。
多忙な中、強制収容生活や医師としてライム病への挑戦などの話を聞いた。
いよいよスキーヤー、スノーボーダーがワクワクする季節が到来。シーズンイン当初は雪不足が心配されたが、12月に入りついに本格的に雪が降り始めた。バンクーバーから2時間ほどのアクセスで、全米スキー雑誌でも世界ナンバー1のスキー場と評価されるウィスラー/ブラッコムも連日のパウダースノーで盛り上がっている。そんなウィスラーは今季、66ミリオンドルを費やして新ゴンドラをブラッコムに建設。12月15日にオープンした。
さらに、ウィスラーのエメラルドチェア、ブラッコムのキャットスキナーチェアがリニューアル。
今年はウィスラーの最新リポートをお届けする。
2017年にCDをリリースし、本格的に歌手として活動するため昨年(2018年)の春、日本に拠点を移した渡邉宣之さん(74歳)。カナダ生活40年を経て、新たにスタートした日本での生活とは? 一時帰国中の渡邉さんに話を聞いた。