ワレンバーグ-スギハラ・シビル・カレッジ・ソサエティ(WSCCS)が勇気ある行動で社会に大きな影響を与えたブリティッシュ・コロンビア州出身者に贈るシビル・カレッジ賞に、今年は日系カナダ人のメリー・キタガワ氏が選ばれた。1月20日にバンクーバー市H.R.マックミラン・スペースセンターで行われた授与式で受賞講演をしたキタガワ氏は、世間からの反発を恐れず正しいことに声を上げる勇気の大事さを訴えた。
授与式後には、日系カナダ人が強制移動した町グリーンウッドを舞台にした映画「The War Between Us」が上映された。
1月16日、スティーブストン日本語学校で、お正月パーティーを開催。生徒たちに「日本のお正月気分を精一杯感じてもらおう」と保護者や先生たちが知恵をしぼって大奮闘。約300人の全校生徒に、保護者、関係者、さらにコミュニティの人々も多く大盛況であった。また、当校には、日系人ばかりではなく、多文化の生徒も多く、日本のお正月を初めて体験する人も多かった。また、きもの姿で参加する生徒も多くいて、より華やいだお正月パーティーを楽しんでいた。
亥年を迎え「明けましておめでとうございます。」の元気な挨拶で二学期が始まった。日本のお正月遊びの「かるた取り」「福笑い」「すごろく」「羽子板」「こま回し」「たこあげ」「百人一首」「書初め」「もちつき」などを各クラスの子ども達は楽しんだ。
1月12日午後4時から実施された公益財団法人認定日本漢字能力検定は、今年でグラッドストーン日本語学園がカナダで唯一準会場と認定されてから17年目を迎えた。この検定は日本国内はもとより世界の日本語学校でも実施されている。日本国内で、高校や大学入試に有利であり、企業内でも受験を促しているところもあるようだ。