2019年1月17日 第3号

 亥年を迎え「明けましておめでとうございます。」の元気な挨拶で二学期が始まった。日本のお正月遊びの「かるた取り」「福笑い」「すごろく」「羽子板」「こま回し」「たこあげ」「百人一首」「書初め」「もちつき」などを各クラスの子ども達は楽しんだ。

 

4歳児クラスの餅つき

 

 毎年1月の授業の中で、生徒たちは日本のお正月遊びを体験する。2学期最初の土曜日クラスでは、5教室を各お正月遊びに分け順に回って「かるた取り」「福笑い・こま回し・羽子板」「すごろく」「書き初め」「お正月クイズ」を楽しんだ。

 かるた取りでは、元気よく「はい、はい。」と言う「お話かるた」をとる幼稚園児、自分で作った「カタカナかるた」や「漢字かるた」を楽しむ小学生、中学生と高校生は「百人一首」に挑戦した。特に「かるた取り」と「福笑い」では例年大いに盛り上がり、今年も生徒たちの大きな笑いの声が教室から聞こえてきた。パワーポイントで作成したお正月クイズでは、知っているお正月言葉が出てくると、生き生きとした声で答えて大盛りあがりだった。 またお習字クラブ以外に、小学科高学年以上の生徒達は筆を持って、「初日の出」「伝統の美」「亥年の目標」「素直な心」など、それぞれが書きたい文字を選んで書き初めをし、書き終えた子は、「楽しかった」と口々に話していた。

 1月10日に幼稚園科4歳児クラスでは、毎年恒例となる『お餅つき大会』が行われ、きな粉やお醤油でおいしくお餅を頂いた。

 日本のいろいろなお正月遊びを通して、新年の行事に親しんだ2週間であった。

(記事/写真提供 グラッドストーン日本語学園)

 

すごろく

 

百人一首

 

かるた遊び

 

かるた遊び

 

福笑い

 

書き初め

 

書き初め作品

 

高等科の書き初め

 

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これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。