2019年1月17日 第3号
1月12日午後4時から実施された公益財団法人認定日本漢字能力検定は、今年でグラッドストーン日本語学園がカナダで唯一準会場と認定されてから17年目を迎えた。この検定は日本国内はもとより世界の日本語学校でも実施されている。日本国内で、高校や大学入試に有利であり、企業内でも受験を促しているところもあるようだ。
会場の様子
今回、5歳から大人まで69名が5教室に分かれて受験した。グレイターバンクーバーの日本語学校生、補習校生、大人の中には日本語学園の保護者が受験した。
受験者は、15分前に教室に入り監督から詳しい説明があった後、今まで学習した能力を発揮していた。
10級から3級を受験した生徒達は緊張している様子だったが、試験が始まると真剣な表情で問題を解いていた。監督者は、日本から送られた手引きを熟読して臨んだ。
10級の受験者は、「楽しかった」と、5級を受けた生徒は、「頑張ったよ」と、いろいろな思いを話してくれた。
保護者の方々は、受験を終えてほっとしているお子様を笑顔で迎え、温かく声を掛けていた。
検定結果は次の学習に繋がるよう一問ごとの正誤が分かるため、自分で確認と復習することができる。また、各設問ごとの評価の他に個人成績、全世界受験者の平均点がグラフで表される。満点取得者には合格証書と共に満点賞が、親子、兄弟姉妹で合格した家族には家族賞が贈られる。
合格証明書は、入試や就職の際の提出用書類となっている。
次回の実施は6月16日(日)で、 締め切りは5月4日(土)
連絡先はグラッドストーン日本語学園 電話(604)515-0980(村上)まで
(記事/写真提供 グラッドストーン日本語学園)