ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市で、カナダ建国記念日の7月1日、第8回カナダデーパレードが開催された。ことしは多国籍の43グループ、約2100人が参加し、ジョージアストリートとブラウトンストリートの交差点からバラードストリートとウェストペンダーストリートの交差点までの約1.6キロを行進しながら踊りや音楽を披露し、20万人を超える観衆(主催者発表による)から盛んに声援を受けていた。

 

「DAIGO」がバンクーバーに帰ってきた。覚えている人も多いだろう。MLS(メジャー・リーグ・サッカー)バンクーバー・ホワイトキャップスFCで活躍していた小林大悟選手。わずか1シーズンでニューイングランド・レボリューションに移籍したが、その存在感はバンクーバーのサッカーファンに日本サッカーの面白さを垣間見せた。

今回は、6月18日BCプレースでホワイトキャップスと対戦するため、移籍後2年半にして初のバンクーバー凱旋。本人も「楽しみにしていた」というバンクーバーでの試合を前に市内ホテルで話を聞いた。

 

生産者から直接、食品などを買うことができるファーマーズマーケット。特に、6月から10月下旬ごろまでは毎週、メトロバンクーバー各地でファーマーズマーケットが開かれ、新鮮な食材が手に入る。

採れたての野菜や果物が並び、見ているだけでもうれしくなる。また、チーズ類やオーガニックの肉、ハチミツやジャム、ハーブや野菜の苗、ワインやビール、パンやケーキ、スイーツ、ビールやワインなど、幅広い品ぞろえだ。 手作り石鹸やジュエリー、クラフトといった、ちょっとしたお土産になりそうなものも手に入るので、日本からの家族や友人と一緒に訪れても楽しい。

 

ホームで詰めかけたカナダファンの前で無情にも試合終了のホイッスルが鳴り響いた。勝利のトライまであと一歩届かず、カナダは逆転負け。日本は2度リードされながらも再々逆転に成功し今年初テストマッチを白星で飾った。

カナダは7分、21分にトライを決めリードを広げるも、日本は2PG(ペナルティーゴール)、1トライで前半終了間際に12―13と逆転する。後半に入り46分カナダがトライを決め17―13再逆転。日本は2PGで追加点をあげ、70分に松島がトライを決め17―23と突き放す。カナダは79分にトライを決め22―26まで追い上げ、続いて80分にもトライのチャンスをつかみゴールラインぎりぎりまで押し込んだが、トライとはならなかった。

 

昨年のワールドカップ(W杯)で南アフリカを敗り世界を驚かせた日本代表が、バンクーバーでカナダ代表と対戦する。W杯以降、アジア以外での国際試合はこれが初めて。

日本代表は6月5日にバンクーバー入り。 BCプレースでの11日の試合に向け調整を続けている。

今回は練習後の田中史朗選手に話を聞いた。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。