毎年、6月後半からカナダデーの7月1日ごろにかけて開催される、TDバンクーバー・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル。バンクーバーの夏の訪れを告げるイベントで、ことしは6月24日から7月3日まで。バンクーバー市内各地の屋内および屋外会場で、カナダ国内および海外からのアーティストの演奏が繰り広げられ、ジャズが街中にあふれる10日間だ。
天気が安定してくる夏、美しい大自然がすぐそこにあるバンクーバーに住んでいるなら、キャンプへ行って家族で特別な時間を過ごしてみては?
今回は家族向けに、予約可能で水遊びができるキャンプサイトを取りあげた。45分で行ける近場から約5時間かかる遠出まで。近くて施設が充実していれば、やはり混雑は避けられない。せっかくキャンプに来たのに、街なかのウォーターパークにいるのと変わらなかったり。逆に、2時間以上の遠出となれば、小さな子供がいる家庭ではドライブが難しくなるが、人が少なくのんびりできるかもしれない。シャワーや水洗トイレがあれば便利だが、使用料は高くなる。使用料は施設の充実度により違ってくる。水洗トイレやシャワーがあれば約$35/1泊、なければ約$22/1泊といった具合だが、これに予約料や税金がかかる。カナダではいろいろなスタイルのキャンプが可能だが、ここでは、乗用車で乗り入れるタイプでテントを張って寝泊りするスタイルのキャンプをいう。
以上を念頭に入れておき、今回は、人気の定番キャンプ場から、あまり知られてないキャンプ場まで8カ所を紹介する。
開花で街が彩られたこの季節、冬のスキーやスノーボードのことは考えられないかもしれない。しかし、この時期を狙って、日本からカナダにやって来るスノーボーダーたちがいる。
5月末までオープンしているブラッコム・スキー場には、ワールドクラスのテレインパークという施設がある。このテレインパークというのは、大きなジャンプ台、またレールやボックスと呼ばれる障害物などがあり、フリースタイル好きのスノーボーダーやスキーヤーがジャンプしたり、板を擦らせてトリックしながら楽しむところだ。大きなキッカー(ジャンプ台)では、25メートルプールを飛び越すほどの飛距離を出すことができる。 このようなパーク施設は、先のソチ五輪から新たな種目に加わったスロープスタイルと呼ばれるコースと同じような作りをしている。彼らは、2年後に迫った韓国で行われる平昌五輪に向けて、練習するために来ているのだ。
そんな中、日本でも注目の女性ライダー姉妹、佐藤夏生&亜耶がやって来た! SAJ(全日本スキー連盟)国内強化選手にも選ばれ、五輪代表を目指している二人だ。今回のカナダ自主練に来たテーマ、これからの展望など聞いた。
バンクーバーに拠点を置くコースタル・シティ・バレエ団が、クラシックバレエ作品「Swan Lake(白鳥の湖)」を上演する。2011年に設立されたまだ新しいバレエ団だが、古典的な作品からオリジナル作品まで幅広いレパートリーを持つ。今回の「Swan Lake」は、ドイツはじめ、世界各国で活躍するアイリーン・シュナイダーさんが振付を担当する。有名な2幕での白鳥の群舞など古典作品の美しい世界も残しつつ、現代的なエッセンスを取り入れた新しい解釈の「Swan Lake」を披露する。
俳優の吉永小百合さんによる詩の朗読会(朝日新聞社主催)が、5月3日、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)のチャンセンターで開催された。音楽家の坂本龍一さんがピアノを伴奏したほか、UBCの学生が英訳された詩を読むコラボレーションもあった。翌4日には、UBC人類学博物館内で朝日新聞社が2人にインタビューをした。 バンクーバー新報記者が同席し、朝日新聞社の許可を得てその内容をここで紹介する。