ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンドに事務所を持つトップ不動産業者が、全国紙に事実無根の記事を書かれたと、名誉毀損で訴える構えでいる。

 ことの発端となったのは、全国紙グローブ・アンド・メール紙が先月掲載した記事。匿名で取材を受けたビジネスマンによると、この不動産業者レイラ・ヤンさんは暴力グループとのつながりをほのめかして彼を恫喝したという。このビジネスマンは、その時のやりとりを録音したものを新聞社に提供している。

 また彼は、ヤンさんが扱った430万ドルの住宅の売買について、入札競争をあおったのではないかという疑問を呈したあとに、彼女から恫喝を受けたと語っている。さらに彼は、この住宅には当時所有者は住んでおらず、購入者は所得税逃れをしたのではないかとも疑っていた。

 これに対しヤンさんの代理人を務める弁護士は、ヤンさんはこの人物と会ったことも話したことも、また代理となったこともなく、この記事は事実ではないとするコメントをメディアに送付している。その上で、事実無根のゴシップねたにより、自身の清廉潔白な経歴が影響を受けたとし、名誉毀損と経済的関係への妨害で告訴するつもりだとしている。

 経済的関係としては、ヤンさんはリッチモンド市内にいくつもの不動産を所有している。その中には、リッチモンド東部のブランデル通り沿いに20エーカーの土地(1100万ドル)や、No・3ロード沿いの10エーカーの土地(598万ドル)がある。

 なお告訴手続きが進行中かどうかを確認するメディアの電話取材に対しては、代理人弁護士は答えていない。

 

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 ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーの北にある、ホースシュー・ベイ・フェリーターミナルで5日朝、フェリーに乗り込もうとしていたトレーラートラックが岸壁とフェリーの間で立ち往生、挟まれるという事故が起こった。

 停泊していたのは、バンクーバー島のナナイモに出港予定だったクィーン・オブ・オークベイ号。当時の海は急激に潮が引いていく状態で、岸壁と船を渡すブリッジの傾斜がきつくなってきていた。これに身動きが取れなくなったトレーラーは、最終的に岸壁とフェリーの車両甲板の天井に、はさまれる形に。

 結局トレーラートラックの救出には再び潮が満ちてくるまで待たなければならず、それまでの間、このルートなどに何本かの運休が出た。フェリーを運航しているBCフェリーによると、このようなトラブルは極めてまれだが、過去にもあったという。同社では再発防止策を検討するとしている。

 

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 長年、言い尽くせないほどの痛みにさいなまれ疲れ果てたと、安楽死を希望していたアルバータ州の女性が先週初め、医師の立会いのもとこの世に別れを告げた。

 彼女の代理人である弁護士の発表によると、イニシャルがE・Fとだけ公表されている、この58歳の女性は先月、アルバータ州の最高裁判所に該当するクィーンズ・ベンチ裁判所から安楽死の許可を得ていた。

 この女性は精神障害の一種、転換性障害が重度に進行しており、精神的理由から体の各所の筋肉がけいれんし、激痛や偏頭痛が絶えなかった。また、まぶたの筋肉がけいれんし目を開けることができなくなり、実質的に失明状態であったほか、嚥下(えんげ)障害で何も食べられない日が2日間続くこともあったという。歩行機能も失い車椅子の生活となり、有効な治療法もなく裁判所には「自分のクオリティ・オブ・ライフは失われた」と訴えていた。

 なお連邦政府はクィーンズ・ベンチ裁判所の判決に対し、安楽死は近い将来の自然死が十分予見できる身体的な不治の病の場合にだけ認められるべきで、精神障害が原因となっている今回のようなケースは除外すべきだと控訴していたが、アルバータ州控訴裁判所はクィーンズ・ベンチ裁判所の判決を支持し、控訴を棄却していた。

 代理人弁護士によると、E・Fさんはバンクーバーの病院で、家族と友人らが見守る中、安らかに息を引き取ったという。

 

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 アルバータ州を襲った山火事から約1カ月、フォートマクマレーでは6月1日から鎮火した町に人々が帰宅を始めた。

 5月30日、同州レイチェル・ノットリー州首相は避難者の帰宅が可能になったことを発表。「政府としては住民にとってベストな決定をするよう心掛けている。専門家の意見を聞きながら安全を確認し発表を行っている」と記者会見で語った。

 今回は帰宅の第1段階で4地区が対象。約1万5000人が帰宅するとみられている。ただ、消失したり倒壊したりしていないが、帰宅できない家屋やアパートが合わせて約500軒あることも発表。同首相は「残念ながら一部では家屋が大丈夫でも帰宅できない地区があることも告げなくてはならない」と語り、その地区の灰や土は人体に有害な物質を含んでいるためと説明した。現段階ではこれらの家屋には9月までは帰宅できないが、今後の洗浄作業次第ではそれよりも早く帰宅できる可能性もあるとしている。

 ノッテリー州首相は多くの住民が町の変わり果てた姿にショックを受けるかもしれないと気遣った。アルバータ・ヘルスサービスが住民の精神的支援を行う。

 5月3日に発生した山火事は現在も完全に収まっておらず、消火活動は続いている。5月29日には南アフリカから消防士約300人が消火活動支援のためエドモントンに到着した。現在同州ではブリティッシュ・コロンビア州をはじめ、国内各地やアメリカなど海外からの応援も合わせ約2300人の消防士が消火活動に当たっている。

 今後は消火活動に加え、雨の予報もあり、鎮火に向かうとみられている。

 

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 ブリティッシュ・コロンビア州クリスティ・クラーク州首相がアジアとの貿易振興目的で行っているアジアツアーに、今回は不動産業者2社が同行していることが分かり、疑問の声が挙がっている。

 メディアで報道されたのは5月28日。このアジア貿易使節団には約60社が同行しているが、その中に不動産業者2社が含まれていた。

 現在バンクーバーでは海外投資家による不動産高騰の可能性が指摘され、それについての調査も行われている中、海外での販売促進に不動産業者を同行させるのは適切なのかというもの。

 不動産業者側はあくまでも商業用物件の販売促進が目的で、個人用住宅物件のためではないと説明している。

 この報道を受け、クラーク州首相は5月30日のツイッターで、今回の目的はBC州経済と雇用促進であり、BC州の個人用不動産の販売促進は含まれていないと説明した。

 クラーク州首相一行は、5月23日にバンクーバーを出発、24日韓国入り、26日フィリピンに移動、28日に東京に到着し、30日には東京を発ち、帰国している。今回は中国への訪問は含まれていない。

 東京では、主にテクノロジー関連と液化天然ガス(LNG)のプロモーションに力を入れ、関係企業やイベントに参加した。

 

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