2018年8月2日 第31号
MLS(メジャーリーグサッカー)バンクーバー・ホワイトキャップスFCは、カナディアン・チャンピオンシップ(CC)決勝進出をかけて、7月25日BCプレースでモントリオール・インパクトと対戦した。
CC準決勝第1戦は7月18日にモントリオールで行われ、ホワイトキャップスが0‐1で敗れた。ホワイトキャップスが決勝に進出するには、ホームで最低でも2‐0で勝つ必要がある。
19分にホワイトキャップスMFレイナが幸先よく先制ゴールすると、60分にはFWカマラがペナルティキックのチャンスを確実に決め2‐0。ホワイトキャップスは、このリードを守り切った。
これでホーム&アウェーの準決勝は、1勝1敗ながらホワイトキャップスが得点合計2‐1でインパクトを下し、決勝進出を決めた。決勝進出は2016年以来2年ぶり。
もう一方の準決勝トロントFC対オタワ・ヒューリーの一戦は、2勝0敗でトロントが勝利した。決勝戦第1戦は、8月8日BCプレースで行われる。
CCはCONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)に加盟する各国クラブチーム代表を決定するカナダ大会。優勝チームはCONCACAFチャンピオンズリーグ(CCL)への出場権を得る。チャンピオンズリーグ優勝チームは、CONCACAF代表としてFIFAクラブワールドカップへ出場する。
CCは2016年、17年とトロントが優勝。ホワイトキャップスは2015年に優勝している。
また7月28日にBCプレースで行われた、MLSレギュラーシーズンのミネソタ・ユナイテッドFC戦は、4‐2でホワイトキャップスが勝利した。7月25日に正式にドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まったMFデイビーズが、2ゴール2アシストの活躍を見せた。
これでホワイトキャップスは8勝9敗5分、勝ち点29で7位に浮上した。
2018年8月2日 第31号
オンタリオ州ダグ・フォード州首相が、同州でのマリファナ販売について、州営だけではなく民営化も視野に入れていることが7月26日、分かった。州政府に近い人物からの情報として、バイス・ニュース、グローブ&メール紙が伝えた。
マリファナの合法化が今年10月17日から始まることを受け、各州では法整備を進めているが、ほとんどの州でマリファナはアルコール販売同様、州政府管轄による販売網確立を目指している。
しかしオンタリオ州では民間でも販売できるよう検討しているという。バイス・ニュースによれば、フォード政権は前自由党政権のオンタリオ州リカー・コントロール・ボードによるマリファナ独占販売の提案を覆す用意があるという。前自由党政権は2018年末までに4店舗をトロントに設置、2020年までに150店舗まで増加する計画だった。
フォード州首相は、選挙戦の時からマリファナ販売の民営化について前向きな発言を繰り返していた。
詳細は今週にも発表される予定と伝えている。
2018年8月2日 第31号
カナダの第2航空会社ウエストジェットが運営する超低価格航空会社(ULCC)スウープがアメリカ路線を開始することが7月31日に明らかになった。
詳細は後日発表するとしている。報告によれば、ネバダ州ラスベガス、アリゾナ州フェニックス、フロリダ州オーランド、タンパ、フォート・ローダーデールなど、カナダ人に人気のある都市への就航を目指している。
ウエストジェットは、第2四半期に2080万ドルの損失を報告。パイロットによるストライキの可能性や競争の激化、燃料費の高騰などが影響していると要因を説明。スウープの路線拡大でテコ入れを図る。
2018年8月2日 第31号
ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市は、同市東部にある閉鎖されたホテルを、低所得者向け住宅対策として収用する手続きを裁判所に行った。
このホテルは、昨年6月に閉鎖されたヘイスティングス通り沿いのバルモラル・ホテルと、その道の反対側にあり今年6月に閉鎖されたリージェント・ホテル。どちらのホテルも、安全や衛生環境などに関する何百件にも及ぶ条例違反と、市当局からの度重なる指導にもかかわらず、適切な投資と改善が行われてこなかったとが、閉鎖の原因。
また近年の深刻な住宅不足から、市は同地区での低所得者向け住宅として、これらのホテルを所有する意向を表明している。一方ホテルの所有者であるサホタ・ファミリーは以前、市からの買収提案を拒否、法廷で争う姿勢を示している。
2018年8月2日 第31号
オンタリオ州オタワ市の雨上がりの道路で、走行中の営業車が故意に道端の水たまりを走行、歩道を歩いていた人に水しぶきをかける瞬間をとらえた動画がインターネット上で公開された。この営業車のドライバーはその後、会社を解雇された。
7月27日午後、同市キング・エドワード・アベニューを走行していた自家用車のドライブレコーダーが、その様子をとらえていた。
乗用車後方を写していたドライブレコーダーの映像には、乗用車の後ろを走っていた、屋根にハシゴを積んだ営業用バンが45秒ほどの間に、3回道端の大きな水たまりにわざわざ近寄って走行、そばにいた通行人に水しぶきを浴びせる様子がとらえられていた。バンはかなりのスピードのまま水たまりを走行しており、水しぶきは人の背丈を越えるほどだった。
この営業車は、ブラック・アンド・マクドナルド社のものであることが判明。同社は7月28日朝、コメントを発表、動画について調査を進めていることを明らかにしたが、同日午後、このドライバーを解雇したと伝えている。
警察は当初、交通違反による検挙も検討していたが、7月30日になりその可能性はないと発表した。