2018年8月2日 第31号

 オンタリオ州ダグ・フォード州首相が、同州でのマリファナ販売について、州営だけではなく民営化も視野に入れていることが7月26日、分かった。州政府に近い人物からの情報として、バイス・ニュース、グローブ&メール紙が伝えた。

 マリファナの合法化が今年10月17日から始まることを受け、各州では法整備を進めているが、ほとんどの州でマリファナはアルコール販売同様、州政府管轄による販売網確立を目指している。

 しかしオンタリオ州では民間でも販売できるよう検討しているという。バイス・ニュースによれば、フォード政権は前自由党政権のオンタリオ州リカー・コントロール・ボードによるマリファナ独占販売の提案を覆す用意があるという。前自由党政権は2018年末までに4店舗をトロントに設置、2020年までに150店舗まで増加する計画だった。

 フォード州首相は、選挙戦の時からマリファナ販売の民営化について前向きな発言を繰り返していた。

 詳細は今週にも発表される予定と伝えている。

 

 

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