2018年8月2日 第31号
日本時間の7月30日午後3時30分過ぎ、ケベック州モントリオール空港からのエアカナダ5便が成田空港に着陸後、滑走路から誤って工事中の誘導路に侵入、未舗装部分で車輪が埋まり動けなくなった。201人の乗客と乗組員11人にはけがはなかった。
機体の尾部がまだ滑走路に突き出た状態で立ち往生したため、この滑走路も閉鎖となった。この影響で同空港を発着する6便がキャンセルになったほか、2便が着陸できずに他の空港へ向かうなどの影響が出た。同機がけん引されてターミナルに到着したのは午後9時頃で、それまで乗客は5時間ほど機内に閉じ込められたままだった。また滑走路が再開されたのは、同日夜10時過ぎになってからだった。