2016年スポーツ、要チェックはラグビー と ソフトボール

2015年はバンクーバーで大きなスポーツの国際大会が相次いだ。3月のデビス杯、6月の女子サッカーワールド杯、8月のラグビーパシフィック・ネイションズ・カップ、女子ゴルフカナディアンオープン。 そして、オリンピックイヤーの今年も、7人制ラグビーに、女子ソフトボールなど、スポーツの祭典は続く。 昨年のバンクーバーのスポーツシーンを振り返り、今年のイベントを紹介しよう。

日系文化センター・博物館でボクシングクラスを開催中

「ボクシングがこんなに楽しいとは!」「レッスンのあと、一日中スッキリです」「スポーツジムで走るより、ずっと面白い」「ちょっと護身もできちゃいます」10代から60代の女性が明るい笑顔で話してくれた。

列島縦断、新たな時代に3月26日開業へ

 北海道新幹線が3月26日、いよいよ開業する。東京駅から延びる新幹線のレールは、かつて青函連絡船が行き交った津軽海峡の海底を抜け、北の大地に到達。新幹線のネットワークは北海道から九州まで日本列島を縦断する新たな時代を迎える。首都圏と直結して利便性が増す函館周辺と北海道新幹線の魅力を紹介する。

水の惑星、見つかるか

タブーに挑む先端科学

 地球から遠く離れた宇宙に、生命の起源や生命体を追い求める研究が急速に進んでいる。『宇宙人探し』はSFの世界とされ、科学者が口にするのはタブー視されてきたが、望遠鏡や探査機の進歩に伴い、観測に基づく最先端科学になった。「第2の地球」といえる水をたたえた惑星の発見も夢ではなくなっている。

バンクーバーでモバイルゲーム開発拠点を立ち上げた

人は何にワクワクするのか。何を面白いと感じ、何にハマるのか。バンダイナムコスタジオの中山淳雄氏は、遊び手の心をつかむゲームのあり方を日々追求し続けている。日本ではゲーム業界だけでなくコンサルティングや人材業界でも経験を積んできた中山氏は、2013年に渡加し、バンダイナムコの海外初の開発拠点を一から立ち上げた。その後二年間でこのスタジオの事業を軌道に乗せ、今年からはシンガポールで新規事業の立ち上げに挑戦する。全速力で走り続ける日々の原動力になっているのは、「日本のコンテンツを世界中の人に届けたい」という情熱だ。昨年11月、センター・フォー・デジタルメディア(CDM)のキャンパス内にあるバンダイナムコスタジオ・バンクーバー社を訪ね、モバイルゲーム産業の現状や今後の目標について中山氏に話を聞いた。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。