2月10日、例年と同じくブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市・スティーブストンのインドアテニスコートで開催された「打揚会」の国際空手道選手権大会。今年もカナダ各地をはじめ、インド、アメリカからはカリフォルニア州(19名),コロラド州、オレゴン州(9名)、ワシントン州(20名)、そして、日本からは国際武道大学の学生13名も特別参加、400名を超える強豪たちが一年間の鍛錬の成果を競い合った。試合は、6面のリングを効率よく使用、また独自開発したコンピューターソフトによって、出場選手の試合準備・進行、結果表示などをスムーズに運営。45年間の経験が随所に生かされていた。また、例年来賓として観戦するリッチモンド市長のマルコム・ブロディ氏は、世界各地から集まった人たちに「どうぞ試合も、市内観光も心ゆくまでお楽しみください」と心を込めた祝辞を述べていた。

 

長く降り続いた雨も止み晴天の2月10日午前9時より、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市のマクマースセカンダリスクールに於いて、太鼓の叩く音と共に29道場・クラブの選手が入場し開会式が執り行われた。スティーブストン剣道クラブの父兄が作ってくれたランチをいただき、8時間以上に及ぶ選手たちの熱戦が繰り広げられ、午後5時過ぎ大会は成功裏に終わった。

 

バンクーバー市内UBCロブソンスクエアで1月31日、企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)の年次総会およびバンクーバービジネス懇話会と共催での新春懇談会が開催された。約60人を迎えた懇談会では、名刺交換会に続いて二つの講演が行われた。以下、密度の濃い講演内容の一部を紹介する。

 

ワーキングホリデーでバンクーバーに来た2人の日本人青年が、俳優、スタントマンとして、夢だったハリウッド作品に出演。大きな一歩を踏み出した。活躍の場を着実に広げている2人に話を聞いた。

 

日本からバンクーバーに移り住み四半世紀を過ぎたガラス作家の竹ノ内直子さんは、精細でメッセージ性の高いガラス作品を作り続けている。彼女のガラス作品の展示会はガラス作品コレクターが通い詰めるほど人気がある。カナダ評議会より『ミッド・キャリア』グラントを授与され、2003年よりガバナー・ジェネラルズ・パフォーミング・アーツ・アワードを委任されている直子さんに今回の個展への想いを語ってもらった。

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。