第60回海外日系人大会(海外日系人協会主催・外務省など後援)が「令和の日本と国際化の架け橋・日系社会」をテーマに、10月1日から3日間の日程で始まり、1日、東京の憲政記念館で天皇、皇后両陛下ご臨席のもと、海外19カ国から191名の参加者を迎え記念式典が行われた。

10月2日、在バンクーバー日本国総領事公邸で、日本酒の販売促進のためのレセプションが開かれた。日本の酒造会社や代理店から代表者がそれぞれテイスティング用の日本酒を提供し、食事と共に楽しみながら交流を深めた。

 9月22日、ブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバー市内にある日系聖十字キリスト教会礼拝堂にて、「被爆体験伝承者/ヒロシマの記憶を受け継ぐプロフェッショナルによるお話し会」が開かれた。語り継ぎをしたのは、被爆体験伝承者(広島市により認定を受けた、被爆体験や平和への思いを受け継ぎ、それを伝える人材。認定を受けるには、3年間の研修と最終テストの合格が必要)の熊谷操さん。被爆体験の生の声を受け継ぐ熊谷さんの話に、約30人の聴衆が聴き入った。

今年、バンクーバー日系ガーデナーズ協会(The Vancouver Japanese Gardeners Association、以下VJGA)(4291 Slocan Street, Vancouver)が60周年を迎えた。

VJGAは造園、管理、技術の向上を通じて日本庭園の促進を目指す、プロの庭師と造園家で構成された非営利団体だ。Vancouver City Hallの日本庭園や、日系文化センター・博物館の庭園等、数々の日本庭園をバンクーバー近郊各所に作庭してきた。そんなVJGAの60周年を記念し、環境活動家David Suzuki氏をキーノートスピーカーとして招いた記念講演会が行われることが決定した。そこで、VJGAの今後の目標と記念講演会の内容について、会長・岡田伸平さんと理事・金田守央さんに話を聞いた。

9月 26日の夜、カナダのアトム・エゴヤン(Atom Egoyan)監督によるドラマ映画『Guest of Honour』で開幕した今年のバンクーバー国際映画祭。初日に欠かせないのが毎年恒例のThe Centre For Performing Artsで行われるレッドカーペット。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。