今年のバンクーバー国際映画祭のパノラマ部門に招待されたドーリス・デリエ監督の「Cherry Blossoms & Demons」。監督はドイツより来加し、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市内にあるPlayhouse劇場でのレッドカーペット、上映とQ&Aに参加した。10月5日、宿泊先のザ・サットン・プレイス・ホテルで帰国する直前のデリエ監督に話を聞いた。

日本で開催されているラグビーワールドカップ2019。自国開催で盛り上がる日本代表は8強入りという日本ラグビー史上初の快挙を成し遂げた。日本各地でファンが日本代表の一挙手一投足に注目し、勝ち星をあげるたびに熱狂した。気温30度を超えた秋の日本列島はラグビーファンの情熱でさらに熱くなった。

熱狂したのは日本人ファンだけではなかった。世界中から多くのラグビーファンが押し寄せ、各地で、各会場で、ラグビーに熱狂し、日本に魅了されていた。

もちろんカナダからも、カナダ代表を応援に多くのカナダ人ラグビーファンが日本を訪れていた。 カナダ代表は予定されていた4試合中1試合が台風の影響で中止となったが、今ある力を出し切り大会を終えた。

バンクーバー国際映画祭の M/A/D(音楽・アート・デザイン)部門に「Edo Avant-Garde(江戸アバンギャルドの保護者)」が招待されたリンダ・ホーグランド監督。当紙42号でもインタビューを行った監督が来る11月12日にサイモン・フレーザー大学で講演を行う。バイリンガルであり日米双方の文化を知る彼女が、独自の視点から芸術を通して歴史を語る映画を作っている意図について話すもので、監督の作品、またその創作意欲に惹きつけられた読者は必見の内容となっている。

 バンクーバー建友会は、10月5日(土)ブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市の日系文化センター・博物館にて、秋恒例の一般向けイベントとして「D.I.Y.住まいるフェア」を行いました。

10月6日、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市にあるGoodLife Fitness Family Autism Hub(以下Hub)で、自閉症の人々をサポートする団体Autism Speaks Canada(ASC)がチャリティーウォークを開催した。フレーザー川のほとり、3〜5キロほどの距離を、家族や友人らと参加した人たちが思い思いのペースで歩いていた。このイベントに寄せられた寄付金は、自閉症の研究や啓もう活動、自閉症の人々へのサービス提供に使われるとのことだ。

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。