World Masters Games(以降マスターズゲームと記載)の地域大会であるAmericas Masters Games(以降アメリカズマスターズゲームと記載)が8月26日から9月4日まで開催される。マスターズゲームはオリンピックと同じく4年に一度開催され、国籍や居住地域、経験などに関係なく35歳以上であればすべての人が参加可能なオープン参加型の世界的規模のスポーツイベント。第1回は1985年にトロントで開催された。次回は2017年にニュージーランドのオークランドで開催予定で、2021年には日本の関西地区での開催が決まっている。マスターズゲームの地域大会は、4年ごとに開催されるマスターズゲームが行われない年に開催される。これまでの地域大会はヨーロッパ諸国中心に行われていたが、初めてアメリカ大陸で開催される地域大会が2016年8月26日から始まるアメリカズマスターズゲーム、バンクーバー大会である。
アメリカズマスターズゲーム、バンクーバー大会では年齢が30歳以上なら誰でも参加が可能。競技種目は多岐にわたり、そのほとんどで年齢別に5歳刻みでカテゴリーが設定され、同一のカテゴリー内で順位を競う。(カテゴリーの区分けは参加登録者の年齢分布にもよるので、詳細は大会サイトの競技要項で確認)。競技は個人登録や、チーム登録も可能である。競技参加者登録の締め切りは7月29日、大会運営のボランティアも併せて募集してる。団体種目の参加希望者で、チームメイトを探している場合は、大会のWEBサイトのブリテンボードでサポートしてもらえる。
カナダデーの7月1日、ブリティッシュ・コロンビア州リッチモンド市スティーブストンでのサーモンフェスティバル。71回目を迎えたこの祭りのパレードを、ことしも楽市の神輿が熱く盛り上げた。
ことしで2回目となる病院支援のためのチャリティーコンサート『スリー・ベネフィット・コンサート』は3つの病院への寄付を目的として開催された。6月25日ウェストバンクーバーにあるウェストバンクーバー・ユナイテッド教会を皮切りに26日はラドナー、27日はキツラノでコンサートが開かれ、それぞれの収益金はライオンズゲート病院、デルタ病院、バンクーバー総合病院に寄付される。 このコンサートを企画したアダムス弘美さんは、昨年、ご主人のコンラッドさんがバンクーバー総合病院に入院した時、病院側からハーピストである弘美さんへ依頼があり何度か演奏した。その縁で病院へのチャリティーコンサートの企画を考えたそうだ。
ファンが待ち望んだ終了のホイッスルはトロントが得点するまで鳴らなかった。もう少し早く鳴っていれば…と思ったファンは少なくない。 あまりにもスッキリしないあっけない幕切れに、試合後空っぽのBCプレースでトロントFC選手の歓喜の声だけがこだました。
6月18日、19日の2日間、ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー市のフォルスクリークでドラゴンボート・フェスティバルが開催された。スタンダードのドラゴンボート競技は20名のパドラーが500mの距離をいかに速く漕ぎ切るかを競うスポーツだ。フォルスクリークでは毎年春先から多くのチームが練習を本格的に行うので見たことのある人も多いと思う。レース後喜びを爆発させる選手達の姿を毎年写真に収めてきて、一度その輪に加わってみたいと思ったものだった。今年はその願いがかなってチーム『OARDEAL』に加入し実際にボートを漕ぐ機会に恵まれたのでそのレポートをお届けしたい。