3月18日、第28回カナダ全国日本語弁論大会が、カナダ全国弁論大会組織委員会とカナダ日本語教育振興会、そして今年はブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)アジア学部の共催により、アジアンセンターで開催された。この大会では日本の文化や言葉を深く研究した若者が、多数輩出され、それはとりもなおさず各界で活躍していることを物語る。今大会への出場者もいずれ劣らぬ流暢な日本語で、日本文化への探究心の強さが感じられた。しかも、日本人にはない身振り手振りの感情表現が加わり、カナダ各地から選び抜かれた25人の弁士による、熱気あふれる弁論大会となった。

 

3月4日、ブリティッシュ・コロンビア大学UBCアジアセンターで、BC州日本語弁論大会実行委員会と在バンクーバー日本国総領事館の共催で、第29回BC州日本語弁論大会が開催された。 UBCのみならず、他大学、高校の生徒らも参加し、総勢45名が出場した。

 

3月10日、バンクーバー市内のショーネシー・ハイツ・ユナイテッド教会でバンクーバー・メトロポリタン・オーケストラ(VMO)が『岡部守弘記念コンサート』を開催した。岡井朝子在バンクーバー日本国総領事と夫君の岡井知明氏を主賓に、約500人の聴衆で会場はいっぱいになった。

世界で活躍するソプラノ歌手、木下美穂子さんをゲストに迎え、オーケストラと木下さんがオペラティックな世界を展開した夜。そこには音楽を通した感謝と追悼の思いが込められていた。

 

バンクーバー海洋博物館では、今年3月24日から1年間、太平洋戦争勃発直後にカナダ政府がブリティッシュ・コロンビア州の日系カナダ人漁民から没収した漁船の写真、関連書類の複製、船の模型などを展示する。

没収された1200隻にも及ぶ日系漁船団を焦点に、日系漁民が味わった失意や、戦中カナダで日系コミュニティーに向けられた数々の不正を思い出そうと企画した展示は、世界初の取り組みと同博物館は言う。

 

行商の魚売りや客引き、子供をあやすおかみさん。

…舞台は暮らしの息づかいが聞こえる江戸時代の京都。歌舞伎のルーツ、歌舞伎踊りを始めた阿国(おくに)をビビッドに表現するのは舞踏家の平野弥生さんである。3月1日、バンクーバーのグランビルアイランド、スタジオ1398で、世界的ピアニスト、サラ・デイビス・ビュクナーさんを迎えて行われた「阿国(オクニ)―マザー・オブ・カブキ」は、マイムと踊りと音楽による生の歓喜にあふれたステージだった。(バンクーバー国際ダンスフェスティバルの一環として3月10日まで公演)。

 

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