2018年4月5日 第14号

春になり、日が長くお天気がよくなると共に、週末に外出する機会も増え、帰宅してから短時間でできるお料理が重宝されるものです。できるだけ毎日手づくりの食事を心がけたいものですが、どうしても時間のないときは手抜きもしたいもの。そんなときのお助けレシピ、炒め物だけでなく、何品かレパートリーとしてもっておくと、いざというときにとても助かります。このレシピは「誰にも教えたくないレシピ」と言えるほど、安い、簡単、それで超おいしいくて、急なお客様のときにも重宝します。 バターチキンは数種類スパイスを使って長時間煮込むというイメージがありますが、今回ご紹介するバターチキンは、市販のトマトスープをベースにカレー粉を加えただけなのに、信じられないくらいコクがあり、ナンやブラウンライスを添えていただきます。

 

バターチキン

 

材料 4〜6人分
・バター 大さじ2
・にんにく 2片(みじん切り)
・鶏肉 400グラム
・カレー粉 大さじ1
・濃縮トマトスープ 1缶(284ml)
・牛乳 284ml

作り方
酢飯:
① 中くらいの鍋にバターを溶かし、にんにくのみじん切りを 中火で香りがたつまで炒める。
② 一口大に切った鶏肉を①に加え、色が変わるまで炒め、 カレー粉を加え、2〜3分ほどじっくり炒める。
③ ②に濃縮トマトスープと、スープと同量の牛乳(284ml) を加え、10分ほど中火で煮込む。
④ 味見をし、味が濃い場合は水か、牛乳を加えてでき上がり。
⑤ ごはんやナンを添えて頂く。

・ トマトスープはキャンベルを使いましたが、他のブランドで もOK。
・ 牛乳の代わりにココナッツミルクを使ってもおいしいです。
 

 


鈴木 公子(すずき きみこ):和歌山県出身。ノースバンクーバーを拠点に旬の野菜、地元の食材を使った和食を発信。
母親から本当の家庭料理を学び、ミシュラン一つ星、京都とり料理瀬戸の女将さんから『おもてなしの心』を学ぶ。
Cook Culture及びWell Fed Studioの和食インストラクター。UBC Farmにて和食のワークショップ開催予定。edible Vancouver wine and country にて記事掲載。
www.kimikoskitchen.wordpress.com

 

 

読者の皆様へ

これまでバンクーバー新報をご愛読いただき、誠にありがとうございました。新聞発行は2020年4月をもちまして終了致しました。