2019年12月19日 第51号

 

 前回に引き続き、今回は「参った」的な表現でも、「困難な状況にある」というニュアンスを含めた表現を紹介する。

 まずは「困ったなあ」といった表現から。

Boy, I’m in trouble. 「うーん、参ったなあ」(この“boy”は、単に困った状況を表現する際に使う言葉)

Shoot. We’ve got a problem. 「こいつは困った(問題だ)」 (この“shoot”も、同じ役割を果たす)

Man, it’s a mess. 「あ〜、こいつはやばいな」 (ここでの“man”も、気持ちを表す言葉で、意味はない)

「どうしよう?」的な表現は?

What do I do?「どうしよう?」

What should I do? 「どうしよう(どうしたらいいんだろう)」

What am I supposed to do? 「何をしたらいいんだ?」

I don’t know what to do. 「何をしていいのかわからない」

「行き詰まりだ」の状況を表すには?

You got me. 「(君に)してやられたよ(参った)」

It got me. 「(こいつに)やられた」 (これはよく映画で見られる、銃で撃たれた被害者が言う言葉と同じ表現である。)

I’m stuck.「手も足も出ねえや」「板挟みの状態だ」(狭いスペースで体の身動きが取れない状態)

It’s a dead end. 「行き止まりだ」「行き詰ってるんだ」(この先は道がもうない状況)

There is no way out. 「ここから出る道がないんだ」 

I’m lost. 「迷ってしまった」「どうしていいかわからない」

「あきらめる」を表現する場合は?

I quit. 「俺もうやめた」「もう終わり」

Don’t throw in the towel yet. 「まだあきらめるなよ」(“throw in the towel”「タオルを投げる」という表現はボクシングでリングサイドのコーチが負けを認めること)

If you quit now, you are going to throw your life away. 「今ここでやめるなら、人生を棒に振ることになるぞ」(“throw away”は「投げ捨てる、無駄にする、見逃す」という複数の意味がある。)

It’s too early to give up. 「あきらめるのはまだ早いぞ」

 その通り。2019年にできなかったことも、新年にまた新たにやり直しすることだってできる。

It’s going to be a fresh start. 「一からの出直しだ」

 みんなそれぞれの良い年を迎えていただきたい。

 次回は「参ったなあ」の方の例を挙げることにする。

(文・イラスト 亀谷長政)

 

 

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