2019年6月20日 第25号

 

What happens in Vegas, stays in Vegas.という表現を聞いたことがあるだろうか。これは「ベガスで起きることはベガス内にとどまる」という秘密めいたスローガンだ。ギャンブルや、クラブ、その他あらゆるタイプのエンターテイメントでにぎわうラスベガスでは何が起きてもおかしくない。 プライベートなことであれ、センシティブな内容であれ、会社内部の情報であったり、「これは秘密だからね」と前置きしておきたい内容がある。事情はいろいろだろううが、会話に含めるときには以下のような表現を用いる。

I need you to keep this to yourself. 「これ(この情報)は君だけでとどめておいてほしい」

Don’t tell anyone about this.「ほかの誰にも言わないでおいてほしい」

This is just between you and me.「これは君と僕との間でのみ(交わされる情報)」

You aren’t supposed to know this.「これは(本来)君が知るはずのない内容だ」

This is confidential.「これは極秘事項である」

ではもし秘密がばれてしまった場合は何というのだろう?

The secret is out.「秘密が漏れる」

Spill the beans.「豆をこぼしてしまう(秘密を明かす)」

Let the cat out of the bag.「猫を逃がしてしまう(秘密を明かす)」

He let his big mouth open. 「彼は大口を開いてしまった(おしゃべりな奴だ)」

He blew my cover.「あいつ俺の秘密ばらしやがった」(隠していた覆いを取り除いてしまうこと)

冒頭の表現の元となったのはWhat happens here, stays here.という表現。「これから起きることはこの場から口外されることはない」という、まあどちらかというとなにかしら良くないことが起きるのが常だ。いい秘密であれ、悪い秘密であれ隠している間はハラハラしてしまう。あまり秘密は持ちたくないものだ。

(文・イラスト 亀谷長政)

 

 

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