2018年2月15日 第7号

 

英語圏で英語を話しているとき、意味が理解できるために何となく聞き飛ばしている言葉が“GET”である。それもそのはず、オックスフォード・イングリッシュ・コーパス(言葉のデータベース)によると、“get”は動詞の中で(be, have, do, sayに続く)5番目によく使われるスペシャルな言葉なのだ。しかし、その多様性はほかの言葉に類を見ない。

Get over here now!「こっちにすぐ来なさい!」

Can you get me a pair of scissors? 「はさみとって(くれる?)」

Get out of here.「ここから出ていけ」

Get lost.「失せろ」

Get out of my way.「どけよ」

 こう聞いているとGetは乱暴な言葉に聞こえるが、それはただの使用法であって、もっと優しい言い方をすることもできる。

Can I get you to move over here? 「こちらに移動していただけますか」

Can I get you to do something for me? 「ちょっとやってもらいたいことがあるんだけど」

 それで“get”の後に“you”や“it”または、その他別の代名詞を使うことによって、それをどうにかすることを表すことになる。

If you have a homework to do, just get it done first. 「宿題があるのなら、先に終わらせてしまいなさい」

Once you get that out of your way, then you can relax for the rest of the day. 「一度それを片付けてしまえば、あとは一日ゆっくりできるでしょう」

I’m so glad that now I got it over with. 「さっさと終わらせといて良かったよ」

 もうすでに使っている読者も多いと思うが、“get”の後に形容詞を付けると、そのようになる様を表す言葉となる。

I hope your dad will get better soon. 「あなたのお父さん早く良くなることを願ってるわ」

I’m getting sleepy. 「眠くなってきた」

He got very mad at me for no reason. 「彼理由もなしに怒りだして…」

Now it’s getting interesting. 「さあ、面白くなってきたぞ」

 いくら乱用しても気にならない、使い放題の言葉“get”、思う存分使って、今日も気持ちいい会話を楽しんでほしい。

(文・イラスト 亀谷長政)

 

 

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